シンガポール海軍艦が横須賀寄港 独特デザインで脚光 対艦・対空戦闘に対応

海上自衛隊横須賀基地に入港するシンガポール海軍の「イントレピッド」

 シンガポール海軍のステルス艦「イントレピッド」が23日午前、海上自衛隊横須賀基地(神奈川県横須賀市)に入港した。レーダーに探知されにくい平面を多用した独特のデザインで、観光客の目を引いている。

 艦名は英語で「大胆不敵な」「勇敢な」の意味で、全長114メートル、排水量3200トン。乗組員72人。ヘリコプターS70Bシーホークの搭載が可能で、ハープーンミサイルや魚雷などを装備し、対艦、対潜水艦、対空戦闘に対応している。2014年にも横須賀に寄港した。

 同海軍ホームページなどによると、04年に進水。フランス海軍のラファイエット級フリゲートから派生したフォーミダブル級フリゲート艦で、シンガポール海軍は同級を全6隻保有し、主力艦に位置づけられている。

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