Power Integrations、部品点数の少ない車載用 PSU 向け出力 850 mA の AEC 認定済みオフライン降圧型スイッチング電源用 IC を発表

LinkSwitch-TN2Q は 30 ~ 550 VDC 入力をサポートし、システムレベルでの保護機能を内蔵

カリフォルニア州サンノゼ発--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 高電圧電力変換用 IC で業界をリードする Power Integrations (NASDAQ: POWI) は本日、金属ヒートシンク不要で最大出力電流 850 mA を実現する、車載用スイッチング電源用 IC ファミリーの高電流メンバーである LinkSwitch™-TN2Q を発表しました。この高集積 IC は、30 ~ 550 VDC の広範囲な入力電圧に対応しており、機能安全 EV 用途において、必要な安全超低電圧 (SELV) スレッシュホールド以下でもデバイスは起動及び動作できるようになります。

Power Integrations のシニア プロダクト マーケティング マネージャーである Edward Ong は、次のように述べています。「電気自動車のエレクトロニクスが洗練されるにしたがって、自動車業界は駆動のためにより大きな供給電流を必要とします。この新しい IC の 850mA 定格は、LinkSwitch-TN2Q ファミリーの他のメンバーと比較して、供給可能な出力電流が 230% 増加したことを表しています。LinkSwitch-TN2Q IC により、SMD パッケージの制御、ドライバ、保護回路、750 V パワー MOSFET などを含む部品点数が低減されます。」

LinkSwitch-TN2Q IC は、AEC-Q100 認証を取得しており、降圧型、極性反転型、非絶縁フライバック型のコンバータ トポロジをサポートしています。各デバイスには、750 V パワー MOSFET、発振器、オン/オフ制御、自己バイアス用高電圧定電流回路、周波数ジッタリング機能、高速 (サイクル バイ サイクル) 電流検出及びカレント リミット、自動復帰タイプ過熱保護、出力過電圧保護回路が採用されており、これらはワンチップに内蔵されています。

LinkSwitch-TN2Q IC は待機時の消費電力が極めて小さいため、400 VDC 入力時の無負荷時入力 50 mW 以下を容易に満たす電源設計を実現できます。入出力過電圧異常、デバイスの過熱異常、レギュレーション異常、電源過負荷異常、または短絡異常などに対する保護機能を含む包括的な保護機能により、安全で信頼性の高い電源が実現されます。

入手と情報源

評価キット RDK-707Q が用意されています。LNK3209GQ-TL の場合、この製品の 10,000 個/ロット時の単価は 1.33 米ドルとなります。詳細については、Power Integrations の営業拠点または同社に認定された次のいずれかの販売代理店までお問い合わせください: Digi-KeyFarnellMouser、及び RS Components

Power Integrations について

Power Integrations, Inc. は、高電圧電力変換用半導体技術で業界をリードする革新的企業です。Power Integrations の製品は、クリーン電源エコシステムに欠かせない要素になっており、再生可能エネルギーの生成を可能にするとともに、ミリワットからメガワットに及ぶアプリケーションにおいて効率的な電力伝送と電力消費を実現します。詳細については、www.power.com をご覧ください。

Power Integrations、LinkSwitch、及び Power Integrations ロゴは、Power Integrations, Inc. の商標または登録商標です。その他の商標はすべて、それぞれの所有者に帰属します。

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