<新型コロナ>さいたま市長が陽性…喉の痛み、発熱も続く 先月にワクチン4回目を接種「深くおわび」

さいたま市役所=さいたま市浦和区常盤

 埼玉県さいたま市は23日、清水勇人市長が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性が判明したと発表した。21日夜に喉の痛みを訴え、22日に市内医療機関を受診し、23日に結果が出た。療養期間の31日まで自宅療養をしながらオンラインによる公務を実施し、一部の公務は副市長らが対応する。

 市秘書課によると、清水市長は22日夜に38.3度まで発熱し、23日朝も37.7度の発熱が続いている。せきの症状は出ているが、軽症という。7月17日にワクチン4回目を接種した。市長によるタウンミーティングが療養期間中に5回予定され、市は延期を決めた。

 清水市長は「市民の皆さまに、ご心配とご迷惑をおかけしたことに、心より深くおわび申し上げます。災害などの緊急時においても、市政運営が停滞することがないように、連絡体制を確保しながら公務に当たってまいります」などとするコメントを出した。

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