駒木根葵汰が「商店街のピアニスト」で主演。ヒロイン・優希美青と紡ぐ感動あふれる成長物語

BS松竹東急では10月3日から、駒木根葵汰が主演を務める月曜ドラマ「商店街のピアニスト」(月曜午後10:30)がスタート。また、優希美青がヒロインとして共演する。

ドラマは、商店街のストリートピアノが置かれた楽器店を舞台に、一度はピアノから遠ざかった澤本蓮(駒木根)が、楽器店の娘・梶原美鳥(優希)と出会うことで、ストリートピアノの演奏者として新たな道を歩き出す成長物語。ピアノを中心に繰り広げられるハートウォーミングなエピソードに加え、毎週異なるクラシック音楽の演奏も見どころになる。

駒木根が演じる主人公・蓮は、幼い頃からピアニストを志していたが、父親の会社倒産により夢を絶たれ、ピアノを手放すことになり、現在は電気工事士として働いている。

「お芝居だけでなくピアノの演奏など経験したことのない新しい役に挑戦することができるんだと興奮と不安が入り混ざった気持ちでした」と明かす駒木根は、「台本を読んで、ピアノを通して人とのつながり、誰かの悩みを解決していく心温まるストーリーだなと思いました。ストーリーに沿ったピアノの選曲や感情によって弾き方なども先生と相談しながら工夫したので、ぜひ注目して見ていただきたいです」とアピール。

放送に向け、「僕自身こんなに音楽やピアノに触れたのは初めてでした。人のとても繊細な感情と似てピアノにもたくさんの音があります。物語も演奏もどちらも楽しんでいただけると思います。皆さんにとって音楽に触れるいい出合いになれば、そして、ピアノのよさが少しでも伝わればうれしいです」と語っている。

そして、優希が扮(ふん)する美鳥は、商店街にある「かじわら楽器店」の一人娘で、画家を志し、美大を受験するが失敗し続け、現在3浪中。ピアノから離れていた蓮が、再びピアノを弾き始めるきっかけを与える、明るくて前向きな女性だ。

優希は「ピアノに触れる機会が今までなかったので、ピアノがどのようにこの作品に関わっていくのか、どんな物語があるのか、台本を読み、撮影に入るのがすごく楽しみでした」と話し、「人には、周りの人には分からない悩みだったり、ぶつかっている壁があって、それを1人で抱え込んでしまう人もいるけれど、音楽の力がそんな人の背中を押してあげられるような存在になれることがすてきだなと思いました」と作品の魅力に触れる。

役柄については「とにかくポジティブなので、自分の絵にも才能を感じている自信たっぷりな女の子です。手先も器用なのでヘアアレンジが毎回かわいいですし、洋服も明るい美鳥らしいビタミンカラーがかわいいので、そういうところにもぜひ注目してみていただけたらうれしいです」と伝えつつ、「明るくて、演じるのに毎日エネルギーをたくさん必要とする子でした。シワが増えちゃうんじゃないかっていうくらい毎日笑顔で元気な役は、今まで演じたことがなかったので、新たな自分の芝居を見ることができ、得るものがたくさんありました」充実した撮影を振り返っている。

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