高速バスを利用して富士急ハイランドで終日遊んでみた

大学の夏休みを利用して仲良しの友達4人で富士急ハイランドに遊びにいきました。富士急ハイランドへは高速バスで行くのが便利と聞いていたので、高速バスを初めて利用してみました。今回は秋葉原と富士急ハイランド間の乗車記と富士急ハイランドでの楽しんだ様子をレポートします。

行きと帰りの高速バスは旅費ガイドを利用して、自分たちの出発時間に合わせた高速バスを探しました。予約自体は高速バスドットコムでしました。ちょっと早起きですが、秋葉原を7:20に出発して、富士急ハイランドには9:10に到着する京成バスの4列シート「秋葉原-河口湖」の便を予約しました。

秋葉原→富士急ハイランド行きの高速バス

秋葉原駅からバス乗り場への行き方

秋葉原バス乗り場は秋葉原駅中央改札東口を出たところにあります。すぐ横には「つくばエクスプレス」のエレベーターがあります。
JR線を利用の場合は、中央改札に向かいやすいですが、日比谷線を利用する場合は迷いやすいので注意してください。
日比谷線を利用する場合はJR線を目指し、地上に出た後、ヨドバシカメラ横の道を通り抜けると中央改札へ辿り着くことができます。
土地勘のない方は余裕を持って乗車15〜20分前に駅に到着することをオススメします。

また近くにセブン-イレブンがあるので、飲み物を買ったり必要なものを購入してから行くことができます。このバスは途中でサービスエリアでの停車がないので飲み物など購入してから乗車することをお勧めします。

バス停の道路を挟んだ左側にはヨドバシ秋葉があります

乗車時

インターネット予約のため運転者さんに名前を伝えるだけでスムーズに乗車することができました。初めて高速バスを利用したのでこんなに簡単に乗車できることに驚きました。

車内の雰囲気、設備

乗車してすぐアルコール消毒があり、車内アナウンスによると5分以内に車内の空気の入れ替えをしてそうです。コロナ感染が心配の時期なので、消毒や空気の入れ替えにはホッとしました。秋葉原から乗客は15人程度と少なく、空席が目立っていました。4列の鮮やかな青色のシートが清潔感のある車内でした。車両の一番うしろがトイレです。

乗車後、すぐに消毒する

4列シート。一番うしろがトイレ

座席の様子

特に狭さも感じず、ゆったりと座れる座席でした。背もたれも最初から少し斜めになっているので、2〜3時間の乗車には丁度良い座り心地です。1座席に1つUSBタイプの充電箇所がありました。富士急ハイランドに行くまでの道のりで携帯の充電がなくなる心配がありません。しかし、コンセントタイプではないのでUSBケーブルを持ってくることを忘れないようにしましょう。

横から見たシート間隔

前のシートとの間隔

USBタイプの充電

発車時、乗車中の雰囲気
7:20定刻通りに出発しました。人はまばらで団体客は見られず二人組の方々が多かったです。乗車中に富士急に着いてからの計画を決めようと思っていたのですが、思いの外、車内が静かで話しづらい雰囲気でした。コソコソと話している間に、外の景色がビル群から自然が生い茂る山々に変化しました。ちょうどこの日は、今年一番暑いといわれるぐらいの晴天だったので山々の緑が日に照らされて凄く綺麗な景色でした。8:50ぐらいになると富士山が見えてきました。富士山が見えたらいよいよ富士急ハイランドはすぐ近くです。

普段の大学に通学しているのとそれほど変わらない時間で富士急ハイランドに着いたので驚きました。毎日の通学がこんな自然に囲まれて清々しい朝だったらいいのに…心の中で思いました。
こうして到着予定時刻10分前の9:00ちょうどに富士急ハイランドへ到着しました。

富士急ハイランドに到着してから入園まで

秋葉原を出発してから約1時間半、ついに、富士急ハイランド バスステーションに到着しました。バスステーション近辺にある看板によると、そこから229歩で入場口にたどり着くらしい…。229歩って何メートルと考える暇もなく、すぐ入場口に到着しました。入場口では手荷物検査と検温が行われ、安全を確認してからいざ富士急ハイランドへ!

・入場まで
ゲートを通り過ぎると、コインロッカーやお土産屋さんがありました。大きな荷物がある人はここにあるコインロッカーを利用すると便利です。お土産屋ではカチューシャやサングラスなどの富士急限定グッズがありました。カラフルで可愛いグッズを身に着けたら写真映え間違いなしです。

お土産屋さんを過ぎて遊園地に入る第1入場口までの間には、「リサとガスパール」の街並みが表現されたエリアが。実際に絵本の中から飛び出してきたようなカラフルな建物の近くを、今日はどんな一日になるのだろうとワクワクした気持ちで歩いていました。

しばらく「リサとガスパール」のエリアを進むと第1入場口に到着。チケット売り場やE-ticketの交換場所などがありました。私たちは事前にアプリでチケットを購入していたのでそのまま入場口へ。事前にアプリ上で顔登録も済ませておくとスムーズに入場ができます。顔登録が上手くできなかった場合も心配無用!入場口近くにいるスタッフの方が親切に対応してくださいました。乗り物に乗る際には、登録した顔写真の情報がフリーパス代わりになり、各アトラクションにあるカメラの前に立つと乗り物に乗ることができる楽チンかつハイテクな機能に驚かされました。入場すると大きなジェットコースターたちがお出迎え。さあ1日遊びつくすぞ~!

顔登録がアトラクションのフリーパスになる

E-ticket発券機を利用の人はまっすぐ進む

富士急ハイランド体験記

FUJIYAMA

まず富士急ハイランドに到着してから乗ったのがこの世で最大級に怖いと呼ばれているジェットコースター『FUJIYAMA』
ジェットコースターが空高く上っているときの絶景は今でも忘れられません。富士山がくっきりとてもきれいに見えました。乗り終わった後の達成感や爽快感は最高でした!

絶望要塞3

次に入ったのはAIに支配された研究室に侵入し、いくつかのミッションに挑みながらAIの暴走を止めるアトラクション『絶望要塞3』。上手く4人で協力したところ、第2ステージの4分の1はクリアする事ができ、Cマイナスという成績でした。
協力し合う事で仲が深まりましたし、この難しさは何度も挑ませる中毒性があり最高でした!

EVANGELION THE FLIGHT

続いて、エヴァンゲリオン劇場版と富士飛行社のコラボアトラクション“EVANGELION THE FLIGHT”へ。映像と座席がリンクしたアトラクションで、座っているのにまるで空を飛んでいるような感覚でした。アニメの中に入ったようなハラハラ感と、五感を最大限に刺激する演出に大満足の時間を過ごしました。

シャイニングフラワー

お昼も過ぎて落ち着いたところで乗ったのが観覧車「シャイニングフラワー」です。絶叫系アトラクションが多い富士急ハイランドにしては珍しい落ち着いたアトラクションですが、じっくり12分間、富士山周辺の景色を見渡すことができます。一度に4人のることができるので、休息としてもおすすめの乗り物です。

ナガシマスカ

富士急ハイランドの中で最後に乗ったのが地上18メートルから激流を下る『ナガシマスカ』というアトラクションです!
100円でポンチョを購入してから乗り物に乗りました。ポンチョを着ないと服が全てびしょ濡れになるほど水がかかります。暑い夏の中、このアトラクションの爽快感は抜群でした。私たちが遊びに行った日は13:30からのスタートでした。アトラクションによって開始時間や終了時間が異なるため、事前にアプリやホームページなどで確認することをお勧めします!

ポンチョは必須

ポンチョは必須

ポンチョがあってよかった〜〜

おしゃれなFUJIQ自動販売機

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リサとガスパールのミラーメイズ

退園してから帰りのバスまで時間があったので、リサとガスパールタウンにあった、“リサとガスパールのミラーメイズ”に入りました。鏡で覆われた空間に見事に騙され、高速バスの出発時間が近づく中、同じ道を行ったり来たり大苦戦しました。最終的に、近くにいた方とも協力し脱出に成功できました。方向感覚と頭の柔らかさが必要です。脱出までに時間がかかることもあるので、帰りの時間を確保して入ることをおすすめします。

高速バスステーション

高速バスに乗る前に、バスの中で飲む飲み物をセブン-イレブンで購入しました。これで帰路の水分補給もばっちりです。バスの出発時間は18:23ですが、余裕を持って18:00頃に行きと同じバス停に到着しました。すると、バス停の傍に高速バスステーションがあったので中に入ってみることにしました。到着時は時間が早いこともあり開店していませんでしたが、バスステーションではバスを待つ人でにぎわっていました。お土産や軽食、高速バスのチケット等が売っていて、バスが来るまでの待ち時間に休憩ができるスペースもありました。1日遊んでお腹がすいた私たちは、たこ焼きを1つ購入してみんなでシェアしました。外は炎天下の暑さでしたが、バスステーションの中は涼しく、楽しく会話をしているとあっという間に出発時間の18:23になりました。乗車する高速バスが到着したというアナウンスが聞こえてきました。休憩スペースから目の前のバス乗り場へ行き、運転手さんに予約者の名前を伝えて乗車しました。

みやげ屋で販売していた「絶叫の茶漬け」

行きの高速バスは京王バスでしたが帰りはフジエクスプレスの高速バスでした。外装に富士急ハイランドのロゴが入っていました。私たちは最後に乗車したので、運転手さんから空いている好きな席に座っていいよと言ってもらい、バスの車内全体の様子が良く見える一番後ろの席に座りました。行き同様、帰りのバスも後ろにもトイレがあったので、途中でサービスエリアでの休憩がなくても心配はありませんでした。

フジエクスプレスに乗車するところ

バスの車内

行きのバスとの違いは外装だけではなく、内装も少し高級感がありました。例えば、各席にテーブルがあったり、座席が茶色で落ち着いた色合いでした。もちろん上部には荷物置き場もあるので、バスの中で窮屈になることもありません。キャリーバックなどバスに乗りきらない大きめの荷物はバスの外から車体の下に積んでもらうこともできます。バスの乗客には若者の割合が高かったように感じました。

帰りの高速バス車内の雰囲気も静かでした。遊んで疲れて寝ている人や感想を話し合う人など様々でした。1日遊んで充電がなくなったスマホや電子機器もシートの横にあるUSBポートで充電が可能です。また、バスにはWi-Fi(無線LAN)も完備されてたので動画を見たり、ネットサーフィンなどリラックスをしながら乗車できました。ちなみに、私たちは、今日1日の思い出を共有するために、お互いに動画や写真をWi-Fiに接続しながら送り合っていました。

帰り(富士急ハイランド → 秋葉原)に利用した高速バス
≪104便≫1号車 河口湖・富士急ハイランド ⇒ 秋葉原 4列シート

バスから見える景色が暗くなっていくと同時に、山など自然あふれる風景から高層ビルが立ち並ぶ都会の風景に変わっていきました。バスに乗って2時間弱、周囲もすっかり暗くなった20:10頃に秋葉原駅前のバス停に到着しました。乗車した場所よりも少しJR秋葉原駅に近いバス停に停車しました。朝7時過ぎから夜の8時過ぎまで12時間以上の小旅行でしたが、富士急ハイランドで思う存分遊び、行きと帰りはゆっくり座って移動できたので、とても充実した1日でした。また初めて高速バスを利用しましたが駅前から目的地前まで直通なのはとても快適でした。次回は密かに夜行バスを利用してUSJ遠征を考えています…


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