テデスキ・トラックス・バンド、壮大な新プロジェクト『アイ・アム・ザ・ムーン』最終章の全曲フィルム先行公開

©David McClister

新世代3大ロック・ギタリストの一人と称されるデレク・トラックスとシンガー/ギタリストのスーザン・テデスキの夫妻が結成し、“世界最高のライヴ・バンド”とも称される12人組バンド、テデスキ・トラックス・バンド(TTB)。

昨年リリースした『レイラ・リヴィジット』以来、約1年ぶりにリリースされた作品は全4枚のアルバムから成る壮大な新スタジオ・プロジェクト『I Am The Moon』。その最終章で8月26日に発売となる『アイ・アム・ザ・ムーン: IV. フェアウェル』の全曲入りフィルムがアルバムのリリースに先駆け公開された。

<YouTube:Tedeschi Trucks Band - I Am The Moon: Episode IV. Farewell

また昨夜、TTBは米TV番組「Jimmy Kimmel LIVE!」に生出演、高揚感と痛快さを兼ね備えたニュー・シングル「ソウル・スウィート・ソング」を披露。 『アイ・アム・ザ・ムーン』から3曲を追加で演奏し、KIMMELの「オフエア」特別ライヴストリームにも出演した。

<YouTube:Tedeschi Trucks Band – Soul Sweet Song

<YouTube:Tedeschi Trucks Band Off-Air Performances

©David McClister

音楽ジャーナリストDavid Frickeはこの壮大なプロジェクトの最終章となる『Farewell』を要約している。

テデスキ・トラックス・バンドの画期的なスタジオ盤の最終作である『フェアウェル』は、アメリカ屈指のロックンロール・ビッグバンドとして12年目を迎えたグループの驚くべき冒険と新たな始まりを締めくくるものだ。4枚の異なる、また同時に深く結びついたアルバムには、危機と分断の時代における献身の力を捉えた合計24曲のオリジナル曲があり、それらがバンドでの曲作りと演奏に新たなエネルギーを与えている。「ラスト・ナイト・イン・ザ・レイン」の艶やかな対決から始まり、「アナザー・デイ」の熱狂的な祝福で終わる“Farewell”は、ある辞書によれば、「別れ際の幸福を願う言葉」であり、「この先、さらなる道と愛がある」と定義されている。

新作『アイ・アム・ザ・ムーン』を取り巻く興奮は、今週、旅の最終章を前にして最高潮に達する。バンドがこの夏、『アイ・アム・ザ・ムーン』の豊かな新曲を発表するにつれ、ライヴとオンラインの両方での共同体験を熱望する熱狂的なファンは、バンドの歴史上かつてないほどこのプロジェクトを受け入れてきた4ヵ月間であった。

先週、TTBはWheels of Soulツアーの西海岸公演を開始し、ロサンゼルスのThe Greek Theatreとバークレーで凱旋公演を行った。Live Music Daily誌のレビューでは次のように書かれている。

「私たちはなぜライヴ音楽を愛するのだろう?私にとって、それはバンドが連れて行ってくれる旅と、観客がバンドと一緒に手を取り合ってその旅に参加しているという感覚があるからだ。波に乗り、頂点を極め、旅を楽しむ。 私にとって、TTBほど普遍的な旅を共にできるバンドはないのだ」

■作品情報

アイ・アム・ザ・ムーン: IV. フェアウェル』
2022.8.26発売
デジタル配信&CD購入はこちら→https://lnk.to/TTB_IAmTheMoon_IVPR

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