静岡県静岡市の日本平動物園の人気者、シロサイの「サイコ」が天国に旅立ち、動物園には8月24日から献花台が設けられました。
シロサイのメスの「サイコ」は1981年に和歌山県の「アドベンチャーワールド」で生まれ、8年後に静岡市の日本平動物園にやってきました。
穏やかな性格で、来園してから33年間、一度も飼育員を威嚇したことはなく、パートナーのオスの「タロウ」と泥浴びをする様子が人気を集めていました。
ここ2年近く療養生活を続けてきましたが、8月21日の午後5時45分ごろ、がんで亡くなったということです。41歳でした。日本平動物園には24日朝、献花台が設置され多くの人が別れを惜しんでいました。
<献花に来た人>
「寂しい」
「悲しいです」
「毎週のように通ってて、サイコにも毎週会っててね、いつもタロウと2人でね泥遊びしているところを楽しく見させていただいてました」
「タロウくん見守ってほしい」
「そこはみんなで見守ってあげるといいよね」
献花台は、2週間ほど設置される予定です。