西部中国(重慶)科学都市がデジタル経済の力で産業発展の勢いを強化

重慶の研究所の新しいモデルであり、西部中国(重慶)科学都市によって作られた国家的研究所の新しい力でもあるJinfeng研究所が、科学研究チームの第1陣の専門審査を完了した

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【重慶(中国)2022年8月23日新華社=共同通信JBN】2022 Smart China Expo(2022スマート・チャイナ・エクスポ)が8月22日から24日まで、中国南西部の重慶で開催されている。西部中国(重慶)科学都市(Western China (Chongqing) Science City)には60以上の企業から112件の出展があり、5つのチップのほか、集積回路やコアコンポーネントの分野で開発された新製品が展示された。

西部中国(重慶)科学都市はイベント初日に、SAIC Artificial Intelligence Innovation
Center(SAIC人工知能イノベーションセンター)、Chongqing Intelligent and Connected Automobile Innovation Center(重慶インテリジェント・コネクテッドカーイノベーションセンター)などの主要プロジェクトの契約に署名した。生命・健康、ソフトウェア・インテリジェント、コネクテッドカーなどの分野に関するプロジェクトへの投資総額は300億元となった。

西部中国(重慶)科学都市は、Smart China Expoのプラットフォームの活用に加えて、人材紹介を引き続き増やし、非効率なお役所仕事の削減とサービスの充実を通じて、ビジネス環境を整備して、企業の速やかな成長を支援する。科学都市は、イノベーションを利用した新たな成長エンジンを創り出すために、世界中の人材と技術革新、産業、金融を誘致する一連の優遇政策を展開している。

西部中国(重慶)科学都市は近年、デジタル産業化と産業のデジタル化を中心に活動し、ビッグデータを活用したイノベーション主導の戦略的行動計画を策定した。これにより、伝統的な産業のハイエンドかつインテリジェントでグリーンな産業への転換を加速させるとともに、科学的・技術的イノベーションを産業転換とアップグレードのための推進力とする。ハイテクと新興セクターは、科学都市の産業配置の大きな特徴であり、先進の製造業の集積、とりわけインテリジェントでコネクテッドな新エネルギー自動車分野で優位に立つことに重点を置いている。

西部中国(重慶)科学都市の中核エリアの今年1月から7月までのデジタル経済生産額は、前年同期比12%増の1397億元に達した。ハイテク企業は103社増加し、成長率は75%だった。科学研究機関の数は48増え、78の企業が138件のインテリジェント転換を実施したほか、8つのインテリジェント工場と20のデジタル工房が建設された。科学都市の自動車産業は急速な成長を維持し、生産額は前年比64.7%増加した。

計画によると、科学都市は基本的に、インテリジェントなコネクテッド新エネルギー自動車、インテリジェント運輸、インテリジェント施設およびスマートシティーの協調的な発展パターンを構築してゆく。自動車、道路、クラウドコンピューティング、ネットワーク、地図などの産業エコシステム全体が最初に整備される。 インテリジェントなコネクテッド新エネルギー自動車産業は、中国でもトップクラスの業績を上げるだろう。一方、中国西部におけるインテリジェント・コネクテッド新エネルギー自動車産業の高品質発展の実証基地が、科学都市内に建設される。

ソース:Western China (Chongqing) Science City

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(画像説明:重慶の研究所の新しいモデルであり、西部中国(重慶)科学都市によって作られた国家的研究所の新しい力でもあるJinfeng研究所が、科学研究チームの第1陣の専門審査を完了した)