LIFEHUB、1.6億円の資金調達実施。次世代椅子型モビリティ製品の開発に活用

LIFEHUB株式会社は、株式会社ナノバンクを新規株主として迎え入れるとともに、既存株主であるインキュベイトファンド株式会社に対する第三者割当増資により、1億6,000万円の資金調達を実施した。2023年12月発売開始を目指している次世代椅子型モビリティ製品の開発及び広報活動に活用するという。

次世代型電動車椅子「TRANSELLA(トランセラ)」は、ユーザーが車いすに搭乗した状態で「歩く、立ち上がる、乗り越える」といった動作を実現。車いすに搭乗したままエスカレーターを利用することができれば、外出先でエレベーターを探す必要がなくなる上、他の人と同じルートで移動できる。特にショッピングセンターや駅などの大きな施設では、移動の利便性を大きく向上できるとしている。

今回の調達を踏まえ、LIFEHUB株式会社代表取締役CEOの中野裕士氏は、次のように述べている。

二輪起立構造を持った電動車いすの製品化により、これまで車いすユーザーが日常生活において感じていた心理的・物理的な障壁を解消できるものと考えています。この度、投資を引き受けてくださった企業のご協力を仰ぎながら、2023年末の市場投入を目指してスタッフ一同開発に尽力していきたいと思います

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