人気アニメ「転生したらスライムだった件（転スラ）」をPRする路面電車が、岡山市内を走っている。モンスターのスライムに生まれ変わった主人公が電車に擬態しているという設定。車体はキャラクターデザインに用いられる鮮やかな水色で、登場人物や県の特産品のイラストが施されている。企画した講談社（東京）はフォトコンテストへの応募も31日まで受け付け中。
転スラは、現実世界で死んだ主人公が異世界でスライムに転生し、自身の擬態能力を生かして敵を倒す冒険ファンタジー。11月に劇場版アニメの公開が控えていることから、漫画を出版する同社が路面電車運行の全国10社・自治体に依頼し、ご当地の品をあしらったラッピング電車を走らせている。
岡山では岡山電気軌道の1両に導入。主要キャラクターのイラストに加え、特産の桃やブドウ、ジーンズも描かれている。「作品に親しんでもらう機会になれば」と講談社。31日以降も当面の間は走行するという。
コンテストはツイッターで「＃転スラ路面電車」などのハッシュタグ（検索目印）を付けて投稿する。入賞者は原作者らのサインがもらえる。
