7月の大雨被害で宮城・栗原市が堤防整備や被災者対策強化などを県に要望

宮城県栗原市は、7月の大雨で浸水被害が出たことを受け、県に対し堤防の整備や被災者対策の強化などを要望しました。

24日、栗原市の佐藤智市長らが県庁を訪れ遠藤副知事に要望書を手渡しました。

栗原市では7月15日からの記録的な大雨で、伊豆沼と同じ水系の夏川や小山田川などから水があふれ、住宅や農業施設が浸水する被害が出ました。

佐藤智栗原市長「伊豆沼関係をしっかり対応していただければなと」

要望書では伊豆沼と同じ水系の河川堤防の整備や、被災者への見舞金制度の創設、被災農家の意欲を支えるための肥料や飼料の高騰対策を求めました。

更に、激甚災害への指定を国に働きかけることなども要望しました。

遠藤副知事は「県としてしっかり対応していきたい」と応じました。

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