働く世代が選ぶ“住みよい街”とは? ランキングが発表

全国の20代以上の働く世代・2万人以上が回答した“住みよい街”のランキング「シティブランド・ランキング-住みよい街2022-」が日経BP総研から発表されました。これは各地域の「生活の利便性」や「子育て」「自治体の運営」など8分野・39項目を調査したランキングです。トップテンを見てみると、東京都内の自治体では5位に文京区、6位に中央区、8位に港区がランクインしています。そしてベストスリーには3位に香川県丸亀市と東京・府中市が同率でランクイン、2位に武蔵野市、1位に千代田区という結果で、東京都内の自治体が10位までの中に6つ入るなど上位を占めました。

千代田区は8分野のうち「医療・介護」と「自治体の運営」でトップの評価となりました。実際に千代田区に住んでいる人にどういったところが「住みよい」のか理由を聞いてみると「子どもが遊ぶ場所や広い公園はなかなかないものだが、都心にもかかわらず北の丸公園などもあり、すぐに遊びに来られて住みやすいと思う」「親子そろってコロナに感染したが、保健所がとても丁寧に対応してくれたので安心して在宅療養できた」などといった声も聞かれました。

街に何を求めるのか、何を重視するのかによって"住みよさ”は変わってくるものです。自分が住む街の住みよいところを改めて探してみるきっかけにするのもいいかもしれません。

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