アストロズ80勝到達 バルデスが球団新記録の21試合連続QSを達成

【ツインズ3-5アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

アストロズは先発のフランバー・バルデスが7回2安打1失点の好投で球団新記録となる21試合連続クオリティ・スタートを達成し、ツインズに5対3で勝利してリーグ一番乗りで今季80勝に到達。一方のツインズは5連敗となり、最大11あった貯金が2まで減った。普段通りの安定したピッチングを見せたバルデスは13勝目(4敗)をマーク。ツインズ先発のディラン・バンディは5回3安打2失点で6敗目(7勝)を喫した。

アストロズは1回裏にホセ・アルトゥーベの21号先頭打者アーチで先制。3回表にカルロス・コレアの犠飛で追いつかれたが、直後の3回裏にユリ・グリエルの犠飛で勝ち越しに成功した。6回裏にはアレックス・ブレグマンの犠飛とトレイ・マンシーニの15号2ランで3点を追加。9回表に3番手のラファエル・モンテロが最初の打者4人を出塁させ、2点を返されたものの、なんとか後続を抑えて5対3で逃げ切った。

アストロズ先発のバルデスは1986年にマイク・スコット(この年サイ・ヤング賞を受賞)が作った球団記録を36年ぶりに更新する21試合連続クオリティ・スタートを達成。4月の最終登板から記録を継続しており、その期間中、12勝3敗、防御率2.47とエース級の働きを見せている。チーム内にはサイ・ヤング賞候補のジャスティン・バーランダーもおり、この左右の二本柱はシーズン終盤、そしてポストシーズンの戦いにおいて、他球団にとって大きな脅威となりそうだ。

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