和歌山県田辺市学園の田辺高校（823人）と田辺中学校（246人）は25日、田辺・西牟婁にある小中学校や高校、特別支援学校のトップを切って2学期の始業式を開いた。
従来なら体育館に生徒を集めるが、新型コロナウイルスの感染予防のため、校内放送を使って実施。生徒は各教室の自席で放送を聞いた。
西嶋淳校長は「しっかり前を向いて2学期をスタートさせよう。一日一日を大切にしてほしい。コロナの感染拡大が続いているが、今できるかぎりの楽しい学校生活をみんなでつくり上げよう」と呼びかけた。放送では、部活動で優秀な成績を収めた生徒の表彰もあった。
田辺中・高校以外の田辺・西牟婁の学校は、田辺工業高と神島高が29日、熊野高が30日、南紀高、南部高龍神分校、公立小中学校、特別支援学校は9月1日にそれぞれ始業式を予定している。
