【新型コロナ】横浜で6人死亡、1904人感染 40代が最多の280人 新規クラスター8件

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は25日、新たに70~90代の男女6人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女1904人の感染が確認されたと発表した。重症2人、中等症9人、軽症1883人、無症状9人で、1人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった6人のうち、4人がクラスター(感染者集団)が発生していた市内施設の入居者。

 このうち、3人はそれぞれ違う特別養護老人ホームに入居していた。

 南区の90代女性は19日に陽性が判明、22日に急性心不全で亡くなった。このクラスターによる死者は2人目。

 旭区の90代女性は16日に陽性が判明、23日に新型コロナで亡くなった。

 戸塚区の70代男性は16日に陽性が判明、20日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。このクラスターによる死者は2人目。

 介護老人保健施設に入居していた保土ケ谷区の80代男性は15日に陽性が判明、19日に市内の病院に入院し、20日に新型コロナで亡くなった。

 旭区の80代男性は20日に陽性が判明し、市内の病院に入院。21日に新型コロナで亡くなった。

 中区の90代男性は17日に市内の病院に救急搬送され、陽性が判明し、入院。20日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。

 新規感染者の年代別は40代が280人で最多。10歳未満276人、20代260人、50代240人、30代228人、10代188人、60代145人、80代124人、70代123人、90代38人、100歳以上2人の順だった。

 市内の新規クラスターは8件。有料老人ホーム2施設、高齢者グループホーム2施設、神奈川区の病院などで5~11人の感染がそれぞれ確認され、市がクラスターと認定した。

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