神奈川県は25日、新型コロナウイルス感染者を受け入れる宿泊療養施設「東横INN横浜スタジアム前Ⅰ・Ⅱ」(横浜市中区山下町)の新規受け入れを同日で停止すると発表した。9月末で利用を終了し、施設は事業者に返還する。
宿泊需要の増加などから、事業者から返還を求められたという。同施設の返還によって、県内の宿泊療養施設は13カ所になる。
同施設内の「かながわ緊急酸素投与センター」は器具を県施設に移し、必要が生じた場合はあらためて開設を検討するという。同センターはオミクロン株で酸素飽和度が低下する患者が減少したため、3月から休止していた。