マイケル・ジャクソンの甥 ハリーへの『新キング・オブ・ポップ』呼びに憤慨「僕の叔父のものだ」

故マイケル・ジャクソンさんの甥(おい)が、ハリー・スタイルズ(28)を「新キング・オブ・ポップ」と位置付けた英ローリングストーン誌に向けて怒りをあらわにした。次兄ティト・ジャクソン(68)の息子タジ・ジャクソン(48)は、同誌が9月号の表紙を飾ったハリーにその名称を与えたことが気に入らなかったようだ。

タジはツイッターにこう綴っている。「新しい『キング・オブ・ポップ』なんていない。ローリングストーン、君達はその名称を所有していない。僕の叔父のものだ」「何十年に渡る努力と犠牲。このタイトルは引退した」「ハリー・スタイルズをばかにしているわけじゃない。彼は才能に溢れている。彼に独自のタイトルを与えてくれ」

生前から現在に至るまでマイケルを表す際に広く使われてきた「キング・オブ・ポップ」という言葉を商標登録しているマイケルの遺産管理団体は、同タイトルの保護に神経を尖らせており、HPアドレスがKingOfPop.comだった小さなポップコーン会社を訴えた過去もある。

マイケルは2009年、睡眠導入剤として投与された麻酔薬プロポフォールによる心拍停止で、50歳の若さで他界した。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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