【新型コロナ】川崎で90代女性2人死亡 1955人感染、20代が最多324人

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は25日、市内の90代女性2人の死亡と、市内外に住む10歳未満~100歳以上の男女1955人の感染が新たに確認されたと発表した。感染者の症状別の内訳は、重症が1人、中等症が25人、軽症が1655人、無症状が77人、調査中が197人。

 市によると、高津区の90代女性は、同区の有料老人ホームに入居し、18日に体調が悪化し、市内の病院に搬送され際の検査で感染が判明。24日に入居施設で死亡した。女性は、基礎疾患があり、ワクチンを3回接種していた。

 麻生区の90代女性は同区の有料老人ホームに入居し、20日に発熱などの症状を訴えて市外の医療機関で検査を受け、感染が判明。22日に入居施設で死亡した。女性は基礎疾患の有無は不明で、ワクチンを4回接種していたという。

 感染者の年代別の内訳は、20代が324人、30代が308人、50代が301人、40代が280人、10歳未満が225人、10代が172人、60代が125人、70代が120人、80代が68人、90代が30人、100歳以上が2人。1908人の感染経路が不明。陽性患者の接触者は47人で、このうち家庭内感染は33人。

© 株式会社神奈川新聞社