イライラ、怒りに振り回されない。「感情のコントロール」に役立つ3つのこと

おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。

今回は「感情を上手にコントロールする」ためにできる、3つのことをお伝えします。

感情のコントロール、できてる?

わたしたちは日々、喜び、わくわく、楽しい、などといった前向きな感情や、イライラ、怒り、焦りなどといったネガティブな感情など、様々な感情と共に過ごしています。

「感情」というのは、身のまわりで起こった事などに対して無意識に引き起こされるものです。そのため、もともとコントロールするのは難しいのでは?と考えている方が多いかもしれません。

確かに、無意識に引き起こされるものが「感情」ですが、これとは別に、同じように脳内で起こるものが「思考」です。

「思考」というのは、自発的に生まれるもので、自らの意思をもとに物事を考えることになります。つまり、自らが決定できる「思考」は、「感情」とは違いコントロールすることが可能です。

普段から自分の「思考」を前向きに、自分が心地よいと感じるベクトルに意識して持っていくようにすることで、それにともなった「感情」が現れやすくなるので、ある程度、「感情」もコントロールできるといえます。

例えば、普段から様々なことに感謝する思考を持つと、自然と小さなことにも感謝するようになり、優しい、嬉しい、幸せ、といった、前向きな「感情」が現れやすくなるのです。

前向きで心地よい思考のクセをつけて、ネガティブな「感情」にふりまわされない自分を確立し、感情を上手にコントロールしましょう。

感情を上手にコントロールする3つの方法

【1】自分の特徴を理解しよう

予測をしていない、自分にとってマイナスなことが起きた時、わたしたちの中には、焦りやイライラや怒りなどの感情が現れやすいと言われています。

そうならないためにも、普段から、自分がどんな言葉に敏感に反応するか、また不快に感じることはどういう時なのかなど、自分の特徴を理解しておくことがおすすめです。

感情が乱れた時の理由を都度書き留めておき、たまに振り返ることで、自分の傾向が解るようになります。

例えば

  • 失礼な態度を取られたとき
  • 遅刻しそうになるとき
  • 睡眠不足が続いたとき

こなど、『イライラ』しやすくなったり『攻撃的』になる傾向が把握できると、いざそうなった時に、自覚がある分これまでよりも冷静に自分と向き合えて、俯瞰できるようになります。

俯瞰できている状態では、感情が爆発しづらくなります。周りにイライラをぶつけてしまったり、自分にも攻撃的にならないで済むようになるのです。

【2】感情を受け止めよう

  • イライラしている
  • 悲しんでいる
  • 不満を感じている

このようなマイナスな感情は、たとえ受け止めたくないと思っても、否定しないで受け入れることが大切です。受け入れることで、その感情が消化できて、やがては手放せるようになるからです。

もし、感情に蓋をしてしまったり否定をすると、いつまでもその感情に縛られて、ふとした時に現れたり、似たような出来事がある度、敏感に反応してしまう可能性があります。

マイナスの感情は「悪」ではありません。

どうぞ否定をしないで、どんな感情も受け止めるようにしてください。

【3】解決に視点を向けよう

「今の感情」を受け入れた後は、「解決」に意識を向けるようにしましょう。

その時に行っていただきたいのが、『感情と思考との会話』です。

「思考」は「感情」を冷静に分析してくれます。

『どうしてそのような感情を持ったのか。』

『どうしたら気持ちが前向きになれるのか。』

『どんな思考でいられたら、今後同じようなことが起きても心を乱されないようになるのか。』

など、質問と回答を繰り返すことで、自分のことを理解でき、心の中のコミュニケーションがより上手に取れるようになります。

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これ3つの行動により、徐々に「感情」に振り回されることのない、楽な生き方が身に付いていきます。

ぜひ1つずつ実践して、より笑顔で過ごせる快適な日々を目指してくださいね。

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次回のテーマは、『健康な心身を作る、SDGsな生活習慣』についてお伝えします。どうぞおたのしみに!

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