きょう26日(金)も湿った空気などの影響で、東日本や北日本を中心に不安定な天気が続いている。
雨は午前中までの所が多いが、関東では午後も雨雲が発生しやすく、局地的には激しい雷雨になるおそれがある。
また、気温は東日本や西日本の太平洋側で特に高く、35℃近くまで上がる所もありそうだ。
東・北日本は続く大気不安定
前線が東日本から北日本に停滞し、その前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、東日本や北日本では大気の不安定な状況が続いている。
午前5時現在、新潟県や東北を中心に雨雲がかかっているが、この雨雲はだんだんと東へ進むため、雨は午前中までの所が多くなりそうだ。
ただ、午後は関東など東日本で発雷確率が高くなっており、局地的には雷を伴った激しい雨が降るおそれもある。
急な激しい雨や落雷、突風などに注意が必要だ。
また、西日本でも所々でにわか雨の可能性がある。
関東以西の太平洋側で特に暑い
日中の気温は関東から西の太平洋側で特に上がりやすく、厳しい残暑が続く。
予想最高気温は名古屋や岐阜、京都、高知、鹿児島などで34℃予想と、猛暑日に迫る暑さとなる見込み。
東京は31℃予想で、湿度も高く、蒸し暑くなりそうだ。
引き続き、熱中症に注意が必要となる。
(気象予報士・多胡安那)