音で気づく季節の移ろい

季節の変わり目というのは、誰かが宣言しなくてもなんとはなしに知ることができます。
天気でいうなら、雲の種類が変わってきたとか、空気の質が違ってきたとかがそのヒントになるわけですが、音でも感じることができます。
きのう、昼間に聞こえてきた音はミンミンだったのに、夜はコロコロに変わっていました。
暑い昼間は蝉が鳴いていて、気温が下がった夜はコオロギが鳴いていたんです。
実際、道を歩いているコオロギをみて確信しました。
そう、季節は変わりつつあることを。
きのう発表された最新の1か月予報によれば、9月も平年よりは気温が高い予想で、日中は残暑が続きそうですが、朝晩は秋らしくなっていきそうです。

気象予報士・多胡 安那

画像について:26日午前9時50分の衛星画像。

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