NEXCO中日本は26日、福井県での記録的大雨災害により8月5日早朝以降通行止めとなっている北陸自動車道(下り線敦賀IC→今庄IC間)について、27日(土)06:00の解除見通しを発表しました。
なお、敦賀IC→今庄IC間21.5kmのうち、葉原トンネル南坑口付近から敦賀トンネル南坑口付近までの4.1kmは、走行車線の1車線規制となり、50㎞/hの速度規制となる予定です。また上下線とも、暫定基準で通行止めを実施することから、最新の気象情報や道路交通情報を確認するよう呼びかけています。
北陸自動車道では、福井県南越前町の敦賀トンネル坑口付近で大規模土砂流入が発生するなど上下線で計6か所被災し、応急対策工事が続けられてきました。
道路区域内に約1千立方(大型ダンプトラック約200台分)の土砂が流入した上り線では、土留め作業が昼夜連続で続けられ、緊急車両のみ上下方向の通行が確保され、10日00:00に通行止めが解除されていました。
一方、約2万立方(大型ダンプトラック約4000台分)の土砂が流入した下り線では、6日の現地調査を踏まえ応急対策工事方針が決定し、走行車線の土砂撤去を優先し緊急車両用に1車線確保したのち、追越車線の土砂撤去および土留め作業が続けられてきました。
