光石研が「帰らないおじさん」で主演。高橋克実&橋本じゅんと共に「オヤジたちの底力をしかと見よ!」

BS-TBSでは10月6日から、連続ドラマ「帰らないおじさん」(木曜午後11:00)がスタート。主演を光石研が務め、高橋克実、橋本じゅんが共演する。

「イブニング」(講談社)で2020年に連載を開始した西村マリコ氏による同名漫画を原作に、働き方改革によって“アフター定時”という自由な時間を得たおじさんたちが、自らのアイデアによる“金のかからない楽しみ”を見いだしていく物語だ。

おじさんたちのリーダー格であり、昼間は銀行の支店長として働く星さんを光石が演じるほか、仲間のおじさんとして、気弱なスーパーの店長・渡辺さんに高橋が、筋肉自慢のおじさん・常田さんに橋本が扮(ふん)する。そんなおじさんたちを陰で“おじキュン”しながら見守る会社員・松永麗子役をAKB48・清水麻璃亜が務める。

光石は「まさか自分にこんな大役が来るとは思っていませんでした。まさに晴天の霹靂(へきれき)、藪から棒、足下から鳥が立つでございます。等身大の役を等身大に。あまり気負わず、いつも通りスタッフ・キャストの皆さんと楽しく作品作りができればと思います」とコメント。

加えて、「私のデビュー作『博多っ子純情』(1978年)もスリーピースでした。そして今回、奇しくもアラカンにして、またもやのスリーピース。高橋克実さん、橋本じゅんさんと最高な“アラカン純情”をお見せできればと思います。まだまだヤングが席巻するドラマ界。しかし! 世は正に少子高齢化! アラカン世代の逆襲の始まりです! そして若人たちよ! オヤジたちの底力をしかと見よ!」と気合十分だ。

高橋は「57歳、スーパーの店長。エプロン姿には自信があります! スーパーに行くのが大好きなので、店長を中心に観察してこようと思います。毎回、どんな放課後遊びが待っているのか? その都度、全力で少年に戻りたいと思っています! オジサンたちと一緒に昭和のノスタルジックな世界へ!」と呼び掛ける。

橋本は「この作品は、ピーターパンのようなファンタジーと、昭和のノスタルジーをどこかで感じていただきたいと強く深く思っております。みんな日没まで外で遊んで泥だらけになって帰って来ていた少年だったのですから。あたたかな空気感の中にも、どなたにでも楽しんでいただける令和のエンタメにしないといけないとは思っています」と話している。

そして、清水は「ドラマにレギュラーで出演するのは初めてです。お芝居が好きでドラマには強い憧れがあり、いつかは絶対…!と思っていましたが、まさかです。このそうそうたるキャスト・スタッフの皆さまとの『帰らないおじさん』チームの一員になれること、回を重ねて演じられることが心からうれしく、とっても楽しみです」と期待感を募らせる。

続けて、「不安と緊張でいっぱいですが、必死にくらいついて行きます!! 実は、私は、日頃からたくさんのおじさんに支えられています。このドラマを通して、そんなおじさんたちに寄り添いたいですし、視聴者の皆さまと共におじキュンできる松永麗子になれたらな、と思います。私にとって、もう既に木曜日の夜が特別な時間になっています! 見てくださる方にとっても、心地よい特別な時間のドラマになりますように!」とメッセージを寄せている。

© 株式会社東京ニュース通信社