アガイ商事、Aputureの大型LED照明「LS 1200d Pro」発売

アガイ商事株式会社は、同社が取り扱うAputure Imaging Industries社（以下：Aputure）の大型LED照明「LS 1200d Pro」を発売した。希望小売価格は税込580,800円。

LS 1200d Proは、1200WとAputure製品中最大出力を誇り、またボーエンズマウントを採用した照明機材の中でも最大の出力のLED照明。ライトドーム・シリーズやランタンといったAputure製ライトシェイパーはもちろん、DoPチョイスやキミーラなどの他社製アクセサリーも使用できる（熱の関係上、使用に制限がある場合あり）。

ボーエンズマウントに対応した3種類のリフレクターが付属。3mの距離で、最も狭い15°のナローリフレクターを使用すると83,100ルクス、中間30°のミディアムリフレクターで22,400ルクス、55°のワイドリフレクターで9,610 ルクスの出力が得られる。

ナローリフレクターは、別売のF10フレネルレンズを使用した場合（スポット時3mで32,410ルクス）よりも明るい光が得られる。ライト本体のケースにミディアムリフレクターが同梱、ナローとワイドリフレクターは専用ケースに収納される。

ライトストーム・シリーズのフラッグシップモデルとして、LS 1200d Proではコントロールボックスのデザインも新しくなった。DMX512イン/アウトコネクタ、 イーサネット、2系統の48V DC入力、AC入力はボックスの側面に配置され、ダメージを抑えながら拡張性を広げられるようになっている。また48V DC入力は、2系統を接続すればフルパワーで、1系統でもハーフの出力で使用可能。

LS 1200d Proは、従来のAputure製ライトと同様に、Sidus Linkアプリからの操作にも対応。Bluetooth 接続で離れた場所からワイヤレスで光量のセッティングを調整したり、エフェクトをプログラムしたりできる。コントロールボックスにはDMX 5ピン XLRコネクタの他に、イーサネット・インターフェースを搭載。LANケーブルを接続することで、sACN、Art-netといったリモートコントロールに対応する。

またワイヤレス接続もBluetoothによるSidus Linkアプリの他に、Lumenradio CRMXコントロールシステムを内蔵し、対応コンソールからワイヤレスでコントロールすることもできる。

Aputure製各種機材と手元のiPhoneやAndroid端末をBluetooth接続することで、Sidus Linkアプリから各機材の明るさ、色温度などを遠隔操作できる。iPhone版、Android版のアプリは無料で公開されている（iPad版は有償）。また各種エフェクトをアプリ上でプログラムすることができ、そのエフェクトを保存・共有することが可能だ。

付属品

スペック

フォトメトリクス