読谷沖40キロ、アーラミーバイ

 小さい頃から父親の影響を受けて釣りを始めた桃原叶羽さん(19)は、フカセをメインに釣りを楽しむ大学生。20日は家族や知人8人で都屋漁港から読谷沖にグルクン釣りに出かけた。

 コンスタントに釣れるグルクンを餌にアカジンを狙って仕掛けを下ろすが、釣れたのは50センチのムネアカクチビのみ。午後3時過ぎにムロアジが1匹釣れたので、ムロアジを餌に仕掛けを投入。30分後、竿(さお)が折れんばかりに曲がると、リールからラインを10メートル以上引き出して海底に張り付いた。しばらくすると再び動き出したが、すぐに海底に張り付いてしまった。竿もリールも20年以上前に父親が買った物で、ハリスも30号と無理はできない。10分後再び魚が動き出したので、必死にリールを巻いて浮いたのは、桃原さんにとって初めてのアーラミーバイ、40キロの大物だった。

 2日、OPAの喜友名啓さん、知念克治さん、荻堂哲さんはスーガマーに釣りに出かけた。昼に出船し、夕方から流し釣りを開始。ムルーやナガジューミーバイをはじめ、3~4キロのウムナガーやハヤーミーバイを釣った。日没後は水深30メートルの浅場に移動、胴付き仕掛けでミミジャーを狙うと、すぐに1~1.5キロの良型のミミジャーが次々ヒットした。

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

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