新型コロナ、BA・5対策強化期間を9月末まで延長 岡山県が県民に新たな要請【岡山】

岡山県は8月26日、新型コロナウイルスのBA・5対策強化期間を9月末まで延長し、医療機関の負担を軽減するため、県民に新たな要請を行いました。
新型コロナの対策本部会議で示された県民への新たな要請は主に3つです。一つ目は、症状が軽い場合は休日や夜間ではなく、平日の日中にかかりつけ医や発熱外来を受診することです。
二つ目は、20代で、症状が軽く重症化リスクの低い人は、自己検査を行うことです。県が8月末に開設する「検査キット・陽性者登録センター」から配られたキットを使って自宅で抗原検査を行い、陽性の場合はウェブで報告します。
要請の3つ目は、感染リスクの高い行動をしたことで検査を必要とする無症状の県内在住者は、無料の抗原検査を行うことです。
また、政府が感染者の全数把握を全国一律に見直す方向で検討していることについて伊原木隆太知事は「どのタイミングで国がしてくれるのか、まだ全く聞かされていないが、だからといって日々現場が大変なことになっている現状を考えれば、それを待つことはできない」とし、県として独自に準備を進める意向を示しました。体制が整うのは早くとも9月上旬になる見通しだということです。

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