女王山口茜がカロリナ・マリン破り準決勝進出 バドミントン世界選手権2022、メダル確定

女子シングルス準々決勝 カロリナ・マリンと対戦する山口茜=8月26日、東京体育館

 バドミントンの世界選手権第5日は8月26日、東京体育館で各種目の準々決勝が行われ、女子シングルスで2連覇を目指す福井・勝山高校出身の山口茜(再春館製薬所)が2016年リオデジャネイロ五輪金メダルのカロリナ・マリン(スペイン)を2―0で破り、準決勝に進んだ。3位決定戦はなく、2大会連続のメダルが確定した。

 ダブルスは女子で2大会ぶりの優勝を狙う永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)が韓国ペアに2―1で勝ち、4大会連続のメダル獲得。混合の渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)はマレーシアのペアにストレート勝ちで4強入りした。男子の前回覇者の保木卓朗、小林優吾組(トナミ運輸)と、女子の志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)はともに敗退した。

 27日の準決勝で山口は安洗塋(アン・セヨン)=韓国=と対戦する。

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