「お花畑的な正義感でステレオタイプ」と自民・城内実衆院議員がLGBTめぐる会合で発言 「揶揄したのではなく、誤解与えたら申し訳ない」

性的マイノリティをめぐる自民党の会合での発言です。静岡7区選出の城内実衆議院議員が、一部の権利擁護などの活動を念頭に「お花畑的な正義感」などと述べました。

<城内実衆議院議員>

「一部で言葉足らずで誤解を与えたとしたら申し訳ないというふうに思います」

出席者によりますと、会合ではLGBT当事者の有識者がLGBTの複雑な問題を単純化して権利擁護などの活動をしている人がいるという趣旨の指摘を行い、その後、城内議員が「お花畑的な正義感でステレオタイプでやっている」などと述べたということです。

城内議員は8月26日、発言の意図をこう説明しました。

<城内実衆議院議員>

「やはりこの複雑な問題、いろんな複雑な側面があるんだけど、単純化して物事を表面的一面的に捉えていることについての表現であって、決して当事者とか、方々を揶揄している発言ではございません」

城内議員は「私も含めて単純化してはいけない」という意味で発言したとしています。

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