今夏のマーケットで、マンチェスター・ユナイテッドが獲得したブラジル代表カゼミロ。世界でも有数の守備的MFとして知られている。
今回は『Planet Football』から「2017-18シーズン以降に最も多くのタックルを行った選手10名」をご紹介しよう。なおデータは先々週までのものだ。
10位:マルテン・デ・ローン
クラブ:アタランタ
2017-18以来のタックル回数:476回
現在アタランタでプレーしているオランダ人MF。代表でも28試合に出場しているハードタックラーだ。ユース時代に足を骨折してからスタイルを変え、とにかくコンタクトプレーを恐れない選手になろうと決めたという。今や「ベルガモのブルドック」と呼ばれる選手に。
9位:ロドリ
クラブ:マンチェスター・シティ
2017-18以来のタックル回数:484回
2017-18シーズンにビジャレアルを離れ、アトレティコでプレーしたあと、マンチェスター・シティにやってきたスペイン人ボランチ。ブスケツのようなゲームメイクもこなしつつ、ハードなタックルで相手を潰す。タックル数は484回。
8位:アーロン・ワン・ビサカ
クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
2017-18以来のタックル回数:484回
2018-19シーズンにクリスタル・パレスで輝かしい躍進を遂げたワン・ビサカ。マンチェスター・ユナイテッドへと移籍したあとは攻撃面で批判を受けることが多いが、守備については誰も否定する者はいない。
7位:サウール・ニゲス
クラブ:アトレティコ・マドリー
2017-18以来のタックル回数:492回
昨季はチェルシーでのローン移籍で大失敗してしまったサウール・ニゲスであるが、今季はアトレティコに戻って復活を期す。オールラウンドなMFは5年で492回のタックルを見せていた。
6位:イドリサ・グエイ
クラブ:PSG
2017-18以来のタックル回数:507回
2016年にリールからエヴァートンに加入し、プレミアでいきなりシーズンのタックル王になったボランチ。2019年にはパリ・サンジェルマンへと移籍し、新しいマテュイディとして守備の要となった。
5位:アラン
クラブ:エヴァートン
2017-18以来のタックル回数:518回
2019年にエヴァートンはグエイをパリ・サンジェルマンに放出し、その代わりにナポリからこのアランを獲得した。彼はまさにその後継者として適任であり、グエイよりも多くのタックルを記録している。
4位:セルヒオ・ブスケツ
クラブ:バルセロナ
2017-18以来のタックル回数:519回
バルセロナで一時代を築いたアンカー。最近34歳の誕生日を迎えたものの、今なお代わりのいないキープレーヤーの一人であろう。ボールを持ったときの冷静さのみならず、このタックル能力も秀逸だ。
3位:バンジャマン・アンドレ
クラブ:リール
2017-18以来のタックル回数:584回
あまり知られていない名前かもしれないが、フランスリーグにおいては随一のユーティリティプレーヤーとして知られる。最終ラインから中盤までどこでもこなし、その全てで攻守にわたって幅広い貢献を見せる。小柄ながらタックルの数も圧倒的だ。
2位:ウィルフリード・エンディディ
クラブ:レスター・シティ
2017-18以来のタックル回数:587回
2017年にヘンクからレスター・シティに加入して以来、ヨーロッパで最高クラスのタックラーとして有名になったナイジェリア代表MF。昨季は怪我に悩まされたものの、それでも5年で587回のタックルを記録している。
1位:カゼミロ
クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
2017-18以来のタックル回数:589回
カゼミロの特徴をあげればキリはないが、タックルが好きだということは間違いない。モドリッチとクロースのボディガードのようにレアル・マドリーで活躍を見せ、今夏マンチェスター・ユナイテッドへと移籍した。