バスケットボールB1宇都宮ブレックスに新加入した前富山のパワーフォワード、ジュリアン・マブンガ（32）＝203センチ、106キロ＝が26日、県庁で入団記者会見を行った。爆発的な得点力に周囲を生かすアシスト力も兼ね備えたリーグ屈指のオールラウンダーは「自分の100％を常に出し切ってチームに貢献することを約束する」と意気込みを口にした。
ジンバブエ出身で米マイアミ大卒業後、イタリアやイスラエルなどでプレー。15年にTKbjリーグの滋賀に入団し、Bリーグでは滋賀、京都、富山の3チームで計6季プレーした。
昨年11月には史上3人目のB1通算5千得点を達成。過去には1試合で47点を挙げたこともあったが「このチームで自分がそこまで担うことはない。それだけ頼れる選手がたくさんいる」ときっぱり。「時にロールプレーヤーとしてうまく合わせていくことも自分の役割」と力を込めた。
チームとして同じ方向を向くためコミュニケーションを重視しているといい「良いことも悪いことも言い合えるのが良いチーム。多少言葉の壁があってもトライしたい」と意欲を見せた。
同席した鎌田真吾（かまたしんご）ゼネラルマネジャーは「（他の）選手の活躍の場をつくることもできるし、得点が停滞した時には彼のスキルで得点を演出せきる」と高い期待を寄せた。
マブンガの一問一答は次の通り。
