10月に開幕する「いちご一会とちぎ国体」で那須町で開催される自転車ロードレースを応援しようと、県北産業技術専門校が製作した「かき氷自転車」が県庁1階ロビーで展示されている。9月2日まで。
かき氷自転車は、自転車の後輪とかき氷機のレバー部をチェーンでつなぎ、後輪が回転するとレバーが連動し、ペダルをこぐとかき氷を作ることができる。
同校の指導員や訓練生が設計図を作成し、コンピューター利用設計システム(CAD)などを使って、後輪を固定する金具やレバー部に装着する歯車を製作した。加工は100分の1ミリ単位で調整する技術が必要だったという。
かき氷自転車は競技当日などのイベントで使用する。イベントは9月11日がデモンストレーションスポーツのエアロビック(那須町スポーツセンター)、10月9日が自転車ロードレース(那須町文化センター駐車場)で予定されている。来場者は自転車に乗ってかき氷を作り、食べることができる。参加無料。