WAQ(ワック)のランタン2は照度最強1650ルーメン!LEDがここまで明るくなりました

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LEDランタンは手軽な反面、明るさが足りず燃焼系ランタンを主流に使用している人も多いですが、今はLEDも進化。1000ルーメン以上のモノも増えました。その中でも、コンパクトで明るいと評判のWAQ(ワック)のLEDランタンは本当にメインランタンとして使用できるのか?使用感をレポートします。

近年人気のWAQのキャンプギア

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「アウトドアを通じて人生にワクワクを。」をテーマに2017年にスタートした、日本のアウトドアブランド「WAQ(ワック)」。

新星のブランドですが、瞬く間にファンが増え、シンプルかつ手ごろな価格のキャンプギアは、若者を中心に人気。

その中でも、人気が高いのがコンパクトなランタン「WAQランタン2」です。

実は筆者は昔からガソリンランタン派。ガソリンランタンは光量が強いのはもちろん、人工的な光ではないやさしい光でキャンプ場の雰囲気とマッチ。その光に癒されますが、着火まで手間がかかる点やホワイトガソリンを持ち運ばないといけない手間がかかります。

その点LEDは、どこでもスイッチひとつで光が付けられ手軽。近年は光量が強く、優しい色のLEDも増え、キャンプランタンの主流はLEDになってきました。

WAQ(ワック)ランタン2の魅力は?

キャンプの必需品のLEDランタンは、ほとんどのアウトドアブランドから発売されていますが、WAQのランタン2の魅力は…。

魅力その1:明るい

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LEDランタンの大きな違いは光量です。

一昔前は200ルーメン前後のモノが多かったのですが、今はメインランタンとしても使えるほど光量が高い1000ルーメン以上のモノが増えており、WAQランタン2は1650ルーメンとかなりの明るさ。

明るいと言われている燃焼系ランタンと比べても引けを取らず、メインランタンとしても使用できます。

魅力その2:コンパクト

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ハンドルを付けた本体の重さは約415gとちょっとズッシリとした重さではありますが、大きさは11.5 x 8 x 3.5cmと手のひらサイズ。専用のケースもあり、長方形で持ち運びも楽チンです。

魅力その3:防水・防塵機能搭載

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前タイプの「WAQランタン」は、防水・防塵機能が搭載されてなかったのですが、「WAQランタン2」は防水・防塵機能がIP67相当と高く、天候が変わりやすい野外アクティビティにも対応。

水が入りやすいUSBの差込口にもきちんと防水カバーが付いています。

魅力その4:色温度&光量を調節可能

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LEDランタンの人工的な明かりが苦手な人もいますが、これは「昼光色」、「昼白色」、「電球色」と3パターンに色温度を変更可能。

さらに、色パターンそれぞれに高、中、低、最低、SOSモードと光量の調節もでき、シーンによって色や光量が変えられます。

魅力その5:モバイルバッテリーとしても使える

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バッテリー容量が13,400mAhあり、ランタンとしてだけでなく、モバイルバッテリーとしても使用可能です。

マルチコネクタ付きType-Cのケーブルが付属しているので、さまざまなデバイスに対応。

また、バッテリー残量もわかりやすく4段階で示してくれます。

魅力その6:安全性

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燃焼系ランタンは閉鎖空間で使用できないためテント内では使えず、また、ホヤなどが熱くなるので子供やペットがいる家庭向きではありません。

その点LEDランタンは本体自体が少し熱を帯びますが、火傷をするほど熱くなることはなく、燃焼しないのでテント内でも安全に使用できます。

魅力その7:付属品が充実!いろいろな場所に置ける

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ランタンの本体以外にカラビナが2つ、充電用ケーブルとそれらを入れる収納ケースつき。

本体につけるハンドルにはマグネットがついているので、簡単に取り外し可能。

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ハンドルを付けるとテントに吊るすときや、ランタンが立てられ便利です。

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魅力その8:スタイリッシュなデザイン

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シンプルな武骨なデザインでカラーもオリーブ、タン、カモフラの3色あり、どんなキャンプスタイルにも調和。

ソロキャプの場合はこのランタンひとつでも充分。

いざというときのランタンとして家で常備しておくのもよいでしょう。

ただし、最大出力だと一晩ほどしかバッテリーが持たない

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公式には最大光量で8.5時間、250ルーメンの場合は60時間連続で使用可能となっていますが、私が使用したときは、最大光量の場合は1晩持つかもたないほど。

バッテリーの容量は多いですが、環境によって使用できる時間は変わります。ルーメンが高いモードでは長時間使用できないので、夏の日が長い時期はよいですが、冬キャンプをする場合は、少し光量を落として使用しないと1晩持たないこともあります。

競合商品「ルーメナー2」と比較

LEDのメインランタンを探している人に向けて、「WAQランタン2」と人気を二分しているルーメナーの「ルーメナー2」比較してみます。

2つを比べてみると、スペックはほぼほぼ互角。

大きな違いはフック。WAQランタン2はハンドル式でルーメナー2は磁石式。WAQランタン2は本体にハンドルを付けるとちょっとずっしり重くなります。

デザインはWAQランタン2のほうが武骨で男性的。ルーメナー2は凹凸がなくスタイリッシュです。

スタイル別ランタン数の目安

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キャンプでランタンは必需品。しかし、光源が1つだとそのランタンが使えなくなると真っ暗になるので、キャンプでは必ず数個持って行くのが通例。

私が実際、WAQランタン2とともに持って行っているランタンの種類と数は…

  • ソロキャンプの場合:WAQランタン+200ルーメンほどのLEDランタン
  • デュオキャンプの場合:WAQランタン+燃焼系ランタン+200ルーメンほどのLEDランタン
  • 家族キャンプの場合:WAQランタン+燃焼系ランタン+200ルーメンほどのLEDランタン2個以上

上記はあくまでも目安です。

LEDランタンは便利な反面バッテリー切れの恐れがありますので、できればLEDランタンと一緒に燃焼系のランタンをひとつ持って行くといざというとき便利です。

WAQ(ワック)以外の1000ルーメン以上のLEDランタン5選

LEDランタンの中でも、光量が高い1000ルーメン以上の明るいLEDランタンをピックアップ。

その1.1800ルーメンとかなり明るいルメーナーの「LUMENAプラス」

コンパクトながら明るいルメーナーのLEDランタン。色のバリエーションも豊かでモバイルバッテリーにもなります。

その2.1000ルーメンの電池式コールマンの「バッテリーガード 1000ルーメン 」

バッテリーガードが搭載された電池式のLEDランタン。ダイヤルで簡単に光量を調節できるので初心者でも扱いやすいです。

その3.1300ルーメンのパワフルなロゴスの「パワーストックランタン2300」

蓄電式でスマートフォン2台導電に対応した、パワフルなLEDランタン。1300ルーメンの「パワーストックランタン2300」のほかにも、蓄電量が異なる「ウルトラパワーストックランタン5600」や「パワーストックランタン1100」があります。

その4.1100ルーメンですがリーゾナブルなLife IdeasのLEDランタン

1100ルーメンと明るいですが、5000円以下で購入できる高コスパのランタン

その5.木目調でシックな「エクスプローラーEX-W366D」

最大1000ルーメンでろうそくの炎のように揺れを再現する「キャンドルもモード」機能つきのLEDランタン。

LEDランタンもメインランタンになる時代

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LEDランタン派ではない筆者も、やはりキャンプにはLEDランタンは数個持参します。

今までは200ルーメン前後のモノを持参していましたが、WAQランタン2はすごく明るいのでメインランタンとして使用、燃焼系ランタンはバックアップライトとして使っています。

WAQランタン2はスイッチひとつで簡単に光を付けられるので、まったりしたいときのキャンプや子供がいるキャンプなどにおすすめ。

また、シンプルなデザインなので飽きずに長年使えそうです!

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