広島市の救急搬送困難が過去最多に お盆明けの感染者急増で

新型コロナの感染者急増で、広島市では救急患者の搬送先が30分以上決まらない救急搬送困難事案が、お盆明け、過去最多となったことが分かりました。

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広島市消防局によりますと、今月15日~21日までの1週間で、救急患者の搬送先が30分以上決まらない救急搬送困難事案は131件で、過去最多となりました。

このうち新型コロナの感染が疑われる事例は77件で、こちらも過去最多となっています。お盆明け以降、感染者数が過去最多になるなど、感染者の急増で医療機関の受け入れが厳しくなったことが原因とみられます。

広島市消防局によりますと、救急車が到着したにもかかわらず現場での待機が3時間に及んだケースや、医療機関への電話での照会が23回に及んだケースもあったということです。

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