【新型コロナ】横浜市で5人死亡4310人感染 新たなクラスター7件

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は27日、70~90代の男女5人の死亡と、新たに10歳未満~100歳以上の男女4310人の感染が確認されたと発表した。重症2人、中等症18人、軽症4249人、無症状37人で、4人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった5人のうち、2人がクラスター(感染者集団)が発生していた市内施設の入所者だった。

 有料老人ホームに入所していた都内の80代男性は、10日に陽性が判明、19日に慢性心不全で亡くなった。特別養護老人ホームに入所していた青葉区の90代女性は23日に陽性が判明、同日悪性リンパ腫で亡くなった。

 このほか、西区の90代男性は23日に自宅で倒れて救急搬送先の病院で死亡。死因は不明だが、同日の検査で陽性が判明した。70代女性と90代男性は家族の同意が得られず、詳細は非公表としている。

 新規感染者の年代別は40代が669人で最多。20代636人、50代614人、30代565人、10歳未満541人、10代365人、60代333人、70代298人、80代212人、90代74人、100歳以上3人の順だった。

 市内の新規クラスターは計7件で、特別養護老人ホーム3件、高齢者グループホーム2件、有料老人ホーム、旭区の医療機関が各1件。5~31人の感染がそれぞれ確認され、市がクラスターと認定した。

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