「24時間テレビ45」伝説の音楽番組「THE 夜もヒッパレ!」が20年ぶりの復活。ジャにのメンバーが名曲を生歌唱

日本テレビ系では2日間にわたって「24時間テレビ45『愛は地球を救う』」(8月27日午後6:30~28日午後8:54)を生放送。「ジャにのちゃんねる」(https://www.youtube.com/c/jyanino/featured)で活動する、二宮和也、中丸雄一、山田涼介、菊池風磨がメインパーソナリティーを務め、「会いたい!」をテーマに東京・両国国技館からさまざまな企画をおくる。昨日27日には、橋本環奈と聴覚障害のある東京・立川学園の生徒たちが応援団パフォーマンスを披露する姿や、劇団ひとりと浅野忠信がタッグを組んだスペシャルドラマ「無言館」などが届けられた。また、チャリティーマラソンでは、EXIT・兼近大樹が番組終了までのゴールを目指している。

27日午後11:15頃からは、今年のテーマ「会いたい!」にちなみ、「24時間もヒッパレ!あの名曲に会いたい!」と題して、伝説の歌番組「THE 夜もヒッパレ!」が20年ぶりに復活。スペシャルドラマから画面が切り替わり、ジャにのちゃんねるの4人が映し出されると、当時番組司会を務めていた三宅裕司が登場。番組おなじみのランキングパネルがパラパラと回転し、名曲が次々と紹介された。

10位「アイドルソング」では、王林とファーストサマーウイカがWinkの「淋しい熱帯魚」をパフォーマンス。バラエティー番組で活躍する2人が笑顔を封印して、切ない恋心を歌い上げた。2人のパフォーマンスに、二宮は「聴いていて、これが『ヒッパレ』だ!って思い出しました」とコメント。さらに、グループで活動していた頃に共演していたという2人は「感慨深い」と今回の共演を振り返った。

同局で放送されたドラマ主題歌を紹介する「ドラマ主題歌」では、「ごくせん」(第1シリーズ)のV6「Feel your breeze」や、「家政婦のミタ」の斉藤和義「やさしくなりたい」など、一世を風靡(ふうび)した主題歌を、ドラマの映像とともに紹介された。

さらに、山田、菊池は大ブームとなった「野ブタ。をプロデュース」の主題歌である修二と彰の「青春アミーゴ」を生歌唱。ドラマ放送当時は中島裕翔と一緒にバックで踊っていたと山田と、事務所に入所していなかったという菊池。歌唱後には緊張がほぐれた様子で、笑顔を見せた。「緊張する」「山田くんと『青春アミーゴ』をやりたいという後輩は死ぬほどいると思うんですよ」と話す菊池だったが、「僕とでよかったっすね」と突然の上から発言。これには三宅と共に司会をしている中山秀征もツッコミを。さらに、バックでついていた楽曲を披露することについて聞かれた山田は「感慨深いですよね。僕もここまできたかって」と、ジャニーズで語り継がれる楽曲への思いを語った。

中丸はアニメソング界のレジェンド、水木一郎と「マジンガーZ」でコラボ。続いて、中川翔子、麻倉未稀が「残酷な天使のテーゼ」を、放送当時にレギュラーで出演していた知念里奈がLiSAの「紅蓮華」を熱唱。カラオケの定番曲の数々に、スタジオも熱量が増した。現在74歳とは思えないパワフルな水木の歌唱に、中丸は「めちゃくちゃカッコよかったのと、声量が半端じゃないですね。腹の底から振動を感じるような感じ」と隣で歌っていたからこその感想を述べた。加えて、中丸が出演していたという放送当時の映像も登場。「めちゃくちゃ気合を入れていった」という16歳当時の自身の自己紹介に中丸は「しゃべり方、今と変わらないですね」と苦笑いを見せた。

「ダンスソング」では、放送当時にジャニーズJr.内のユニット・Musical Academyとしてレギュラー出演していた屋良朝幸とHiHi Jetsが、SNSなどで話題のSEKAI NO OWARIの「Habit」に挑戦。制服のような衣装を身にまとい、屋良は得意なブレークダンス、HiHi Jetsは息の合ったダンスを見せた。大先輩である屋良との共演に、HiHi Jets・髙橋優斗は「めちゃめちゃ緊張しましたよ。ジャニーズの踊りのトップみたいな方なので、そんな方と共演させていただいて光栄です」と恐縮。一方の屋良は「こんな時間にブレークダンスはだめですね。激しすぎましたね、テンションが上がっちゃって(笑)」とパフォーマンスを振り返った。

また、「インパクトソング」で菊池が再び登場。個性的な容姿のムード歌手・鼠先輩とおそろいの白いスーツ、パンチパーマのカツラ、サングラスをつけた姿で現れた菊池は、鼠先輩と「六本木~GIROPPON~」をパフォーマンス。これにはSNSで「似合いすぎ!」「うまいの面白い(笑)」と話題に。「『青春アミーゴ』だけでは終わらせてくれない」とクレームをつけた菊池に、中山は「『青春アミーゴ』をかき消すパワーがあったよ」と返答し、菊池は「『青春アミーゴ』だけにしてくれと思いましたね(笑)」とオファーを受けた時の心情を吐露。

そして、二宮は企画発表時から話題になっていた優里の「ドライフラワー」をソロで歌唱。エモーショナルな照明の中、椅子に腰かけ表現力豊かにしっとり歌い上げた。テレビにおいてソロで1曲歌唱するのは初めてで、歌を歌うこと自体が久しぶりだという二宮は、歌い終わった後に、「(歌唱前に)みんながソワソワしている感じがようやく分かりました」と率直な胸中を明かした。二宮の生歌唱に、菊池は「よすぎて、明日とかボケられても笑えないです」とコメント。二宮とほぼ同期で、嵐のメンバーと親交の深い屋良は「こんなに色気出たかーと悔しかったですね」と発言し、笑いを誘った。

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