ヒマワリ大輪5000本 園児ら種から育てる 長崎・松浦

育てた約5千本の中で気に入ったヒマワリを掲げる園児ら=松浦市今福町

 長崎県松浦市今福町の幼保連携型認定こども園「今福こども園」(椛島洋子園長、101人)の園児が種からまいて育てたヒマワリが見頃を迎え、25日に園児が見物に訪れた。
 ヒマワリは同町北免に約2アールの畑を借り、6月に園児たちが種をまいた。2カ月で園児の身長を超える高さにまで成長したヒマワリは約5千本。大輪の花を咲かせている。
 同日は種まきをした年中、年長組の4~6歳児約30人が見学に訪れ、ヒマワリの管理をする「守山ファーム」の守山清和さんの指導で、気に入った花を切り取り、名札を付けて持ち帰った。年中組の久保川凜蓮(りれん)ちゃん(5)は「楽しかった。小さかった種が大きくなって花が咲いていたのに驚いた。家で花瓶に入れて飾りたい」と話した。
 椛島園長は「コロナ禍の中で園児には生命の大切さを感じ、成長したヒマワリの花を見て明るく、元気に育ってほしい。ヒマワリは地域住民や保護者にも楽しんでほしい」と話した。

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