上越市下百々の下百々集落開発センターで27日、コロナ禍で3年ぶりとなる「ジャンボ南瓜(カボチャ)コンテスト」が開かれた。
地元住民や保倉小3年生ら約50人が参加。過去最多の68個が出品され、見た目や重さを競った。下百々環境保全会(秋山廣明会長)主催。
地域の夏の風物詩として親しまれている行事で、今年で13回目。下百々環境保全会が苗を育てて配り、地元住民や3年生が育てたジャンボカボチャを品評する。
会場では、並べられたカボチャから参加者が一番良い見た目の物を選んだり、重さを当てたりするコーナーも。最重量75・7キロで優勝した堀口實一さん(72)は「今年は天候不順で、肥料が途中で切れないように気を付けたかいがあった」、選んだカボチャが『綺麗(きれい)な南瓜で賞』を受賞した中條碧人君(8)は「軽トラに積み込んで、学校から出荷するのが一番大変だった。来年以降も参加したい」とそれぞれ話した。
コンテストを終え、秋山会長(67)は「町内全体で取り組んでいるイベントなので、気持ちよく楽しんでもらえて何より。来年以降も、頑張っていきたい」と話した。
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