きょう28日（日）は、東日本や北日本の天気も回復傾向で、日本海側では晴れ間の出ている所もある。東海から西は広い範囲で晴れており、今夜にかけて天気の崩れはなさそうだ。カラッとした暑さでも、35℃くらいまで上がっている所もあるため、日差しのもとではこまめな休憩や水分補給を心がけ、熱中症に注意したい。あす29日（月）は、東日本から西日本で雲が広がりやすいが、晴れ間の出る所が多い見込み。
ただ、31日（水）ごろからは日本付近に秋雨前線が停滞して、雨脚の強まる所もあり大雨となるおそれがある。また、小笠原近海の熱帯低気圧が台風に発達する見通しで、今後の情報に注意が必要だ。
あす29日（月）晴れ間あり
東日本や北日本の太平洋側にかかる雨雲は東の海上へ離れつつある。関東では夕方にかけて雨の残る所がありそうだ。あす（月）は、東日本や西日本は次第に雲が広がりやすくなるが、全国的には晴れ間の出る所が多い見込み。東海から西はあすも30℃以上の所が多くなり、北日本もこの時季らしい陽気が戻りそうだ。
31日（水）以降は秋雨前線停滞 新たな台風発生か
ただ、火曜日は高気圧が離れて湿った空気が流れ込みやすくなる。水曜日以降は秋雨前線の影響で、全国的にくもりや雨の日が多くなりそうだ。また、小笠原近海の熱帯低気圧が台風に発達する見通しで、水曜日ごろに西日本に近づく予想となっている。湿った空気の影響で秋雨前線の活動が活発となって、木曜日にかけては西日本だけでなく、東日本や北日本にかけても雨の強まる所がある見込み。
また、南の海上では、今後別の熱帯低気圧が発生する可能性もある。週後半にかけても前線が停滞して、西日本や東日本を中心に雨の日が続く見込み。前線による大雨や台風の情報にも注意が必要だ。
西～東日本 蒸し暑い日も
9月1日（木）ごろにかけては西日本や東日本では日差しが少なくても30℃以上の真夏日になる所があり、蒸し暑くなる日がありそうだ。
関東では寒暖差が大きい一週間となるため、体調を崩さないように気をつけたい。（気象予報士・及川藍）
