女王山口茜が女子単初の2連覇達成、東京五輪金メダリスト陳雨菲を破り優勝 バドミントン世界選手権2022

女子シングルス決勝 中国の陳雨菲と対戦する山口茜=東京体育館

 バドミントンの世界選手権第7日は8月28日、東京体育館で各種目の決勝が行われた。女子シングルスでは、世界ランキング1位の山口茜(福井県立勝山高校出身、再春館製薬所)が世界ランキング4位で東京五輪金メダルの陳雨菲(ちんうひ)(中国)に2―1で勝利し、2大会連続の頂点に輝いた。女子シングルスで日本勢が連覇を果たすのは初めて。

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 世界選手権は22日に開幕。山口茜は初戦の2回戦でグレゴリアマリスカ・トゥンジュン(インドネシア)を破り、3回戦で高橋沙也加との日本人対決を制しベスト8入り。準々決勝ではリオ五輪金メダルのカロリナ・マリン、準決勝は韓国のエース、安洗塋(アン・セヨン)と対戦した。決勝を除き、いずれもストレート勝ちと前回覇者の強さを見せた。

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世界選手権2022 山口茜の試合結果

2回戦 山口茜 2(21-12、21-15)0 グレゴリアマリスカ・トゥンジュン(インドネシア) 3回戦 山口茜 2(21-18、21-7)0 高橋沙也加(BIPROGY) 準々決勝 山口茜 2(21-17、21-17)0 カロリナ・マリン(スペイン) 準決勝 山口茜 2(21-19、21-12)0 安洗塋(韓国) 決勝 山口茜 2(21-12、10-21、21-14)1 陳雨菲(中国)

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