「24時間テレビ45」中丸雄一、手足が動かなくても絵を描き続ける少女と一大プロジェクトに挑戦!

日本テレビ系では2日間にわたって「24時間テレビ45『愛は地球を救う』」(8月27日午後6:30~28日午後8:54)を生放送。「ジャにのちゃんねる」(https://www.youtube.com/c/jyanino/featured)で活動する、二宮和也、中丸雄一、山田涼介、菊池風磨がメインパーソナリティーを務め、「会いたい!」をテーマに東京・両国国技館からさまざまな企画をおくる。昨日27日には、橋本環奈と聴覚障害のある東京・立川学園の生徒たちが応援団パフォーマンスを披露する姿や、劇団ひとりと浅野忠信がタッグを組んだスペシャルドラマ「無言館」、20年ぶりに復活した同系の伝説的歌番組「THE 夜もヒッパレ」のスペシャルライブなどが届けられた。また、チャリティーマラソンでは、EXIT・兼近大樹が番組終了までのゴールを目指している。

今年のテーマ「会いたい!」にちなんだ企画「手足が動かなくなる病気…それでも笑顔で! 少女の夢を叶えるパラデル漫画プロジェクト」では、中丸が、2年前から手足を動かなせなくなった10歳の渡邊葉月さんに密着取材。紙から飛び出す絵を使用したパラパラ漫画「パラデル漫画」の作成に共にチャレンジした。

北海道・旭川に住む葉月さんは、8歳の時に毛様細胞性星細胞腫を発症し、寝たきりとなってしまった。しかし、難病が明らかになっても、高速まばたきのギネス記録に挑戦したり、お笑い芸人の錦鯉・長谷川雅紀の顔まねをしたりと明るさを失っていない。現在は口でペンをくわえ絵を描いたり、支えとなる家族と過ごしたりする様子をSNSで発信し、多くの人に勇気を与えている。

葉月さんは今年の夏、1カ月かけて「葉月ちゃんのかなえたい夢」をテーマにパラデル漫画を作成。完成した作品を国技館で披露した。絵で描かれた葉月ちゃんが飛行機に乗り、熊本城に行くほか、騎手の武豊と共に乗馬、家族とステーキを楽しむなどの様子を描いた。さらに、絵の中でも国技館でも大好きな錦鯉に会え、喜びの表情を見せた。

そして、葉月さんは「弟にとって自慢のお姉ちゃんになる」との目標を掲げ、「一緒にいっぱいチャレンジしよう」と漫画を通して弟にメッセージを送った。病気でつらいことがあっても一番に家族を思う姿や、前向きに闘病生活を送る様子に、会場では大きな拍手が起こった。

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