大作家らの肉筆1958通を保管 日本点字図書館、川端康成ら返信

日本点字図書館に保管されていた日本の文学史に名を刻む作家らから届いた手紙=東京都新宿区

 ノーベル文学賞を受賞した川端康成をはじめ、司馬遼太郎や三島由紀夫、江戸川乱歩、山崎豊子といった日本の文学史に名を刻む作家ら多士済々の1046人から届いた肉筆の手紙計1958通が、視覚障害者向けとしては国内最大となる日本点字図書館(東京)に保管されていることが28日、分かった。

 著書を点字化したり、朗読を録音したりする許諾を求めた手紙に、作家ら側から寄せられた返信がほとんどで、消印年は1955~78年。文面などから多くは本人の直筆とみられる。内容は「諾」と簡潔なものから、「少しでもお役に立てば、大へんうれしいです」と温かな思いがにじむものまでさまざまだ。

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