徳元氏が出馬表明 沖縄・豊見城市長選 「富を生むまちへ」

 【豊見城】10月9日投開票の沖縄県豊見城市長選に向け、市議会野党会派の徳元次人氏(41)が28日、豊見城市内で会見し、正式に出馬を表明した。徳元氏は市議として3期12年、多くの市民の声を受けてきたとして「政治が覚悟と責任をもって取り組めば今より必ず幸せになる。富を生み出すまちに変貌するよう注力する」と述べた。

 豊見城市長選には、2期目を目指す現職の山川仁氏(47)が出馬を表明しており、一騎打ちとなる見通しだ。山川氏が「オール沖縄」の支援を受ける一方、徳元氏は自民・公明の支援を受ける。徳元氏は辺野古新基地建設に関して「国と国との間で決まっていることなので、その通りに進めるべきだろうと思っている」とした。

 とくもと・つぐと 1981年6月24日生まれ。市真玉橋出身。小禄高卒。バス会社勤務などを経て、11年に市議選に初当選し、現在3期目。

 (照屋大哲)

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