『階段下のゴッホ』SUMIRE・神尾楓珠に続く追加キャスト発表!

このたび、TBSの深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」4作目となる『階段下のゴッホ』の追加キャストが決定した。本作は9月20日(火)深夜24時58分からスタートする。

主人公・鏑木都(SUMIRE)の勤務する大手化粧品メーカーの先輩社員・源洋二役は朝井大智。2021年の金曜ドラマ『最愛』で衝撃的なキーパーソンを演じた朝井だが、本作で挑むのは、無謀ともいえる挑戦を続ける都を見守り、時には導き支える、柔和で誰の懐にもするすると入っていける気さくで優しい上司だ。フランクでありつつも、時に都を優しく大人として諭し見守る、そんな洋二を演じる朝井の新たな一面に注目していただきたい。
ひょんなことから都や洋二と関わることになる新進気鋭のカメラマン・夏目きいろを演じるのは田辺桃子に決定した。2021年の金曜ドラマ『リコカツ』では主人公の恋のライバル役を巧みに演じて話題を呼んだ田辺。今作で扮する夏目はカメラマンとして活躍し、その堂々たる振る舞いや仕事ぶりが支持を集める若者に人気のインフルエンサー。歯に衣着せぬ物言いが目立ち竹を割ったような性格の夏目だが、その芯にはある強い信念があり・・・? 最初はぶつかり合っていた都と次第に意気投合していく夏目の、鋭く物事の本質を突く発言も本作の見どころの一つだ。
都と平真太郎(神尾楓珠)が通う美術予備校の生徒・高尾ハナ役は石川瑠華、栗林一人役は高橋侃、早川草介役は秋谷郁甫。映画「猿楽町で会いましょう」では日本映画批評家大賞新人女優賞を受賞するなど主演映画も多数の石川、ミラノ・メンズ・コレクションなど大舞台でモデルとして活躍し俳優としても活動する高橋、そして高橋と同じドラマで俳優デビューを果たしたという秋谷が役との親和性を評価され抜擢された。この3人もまた美大合格を目指す個性豊かな予備校生を演じ、都とも真太郎とも相互に影響を及ぼしあう。見る者のパーソナリティにかかわらずどこか共感できるような人間味あふれる生徒たちを彼らはどう演じていくのか。
寡黙で職人気質なところのある、喫茶「ついんず」のマスター・芦屋博康は田中隆三が演じる。『相棒』シリーズ(EX)に2016年より登場し、あらゆる作品に厚みを与えてきた田中が演じる芦屋は、美術予備校に連なり本作の第二の舞台として登場する喫茶店のマスター。その口から多くは語られないが度々失敗や挫折を経験しながらも乗り越えてきた人物であり、人生の酸いも甘いも知る彼が登場人物へ少なからぬ影響を与えていく姿は必見だ。
美術予備校の講師・綿貫明世役には美波。ロサンゼルス、パリ、日本を行き来しながら多数の作品に華を添える美波だが、映画「MINAMATA―ミナマタ―」では製作と共に主演も務めるジョニー・デップの相手役に選ばれるなどその実力はお墨付きだ。今作で演じる明世は予備校生に向き合い、距離感を保ちながらも様々な切り口からそれぞれが抱える悩みへの考え方を示す、繊細さにあふれる聡明な役どころ。美術予備校の生徒たちとの化学反応にご期待いただきたい。
とある人物の人生を大きく変えることとなるギャラリーの画廊主・綿貫豊を演じるのは利重剛。俳優だけでなく監督・脚本家としても活躍する利重は現在、火曜ドラマ『ユニコーンに乗って』にも主要人物の父親役で出演している。利重演じる豊は広い知識を持ち、その穏やかさの中に抱えた美術への強く優しい想いをにじませる。美術というものが何故愛されるのか、何故人に必要なのかを教えてくれる水先案内人として、本作の鍵を握る。

撮影現場に寄り添い、『階段下のゴッホ』で生きる人物たちのスチール撮影を務めたのは、山元良仁氏と宇納未育氏。広告などで才気を迸らせ活躍している両名により今回発表の写真が撮影された。公式SNSでも両名による美しいスチール・オフショットを多数公開中。ぜひ今後の投稿にもご期待いただきたい。
そして本日より『階段下のゴッホ』の公式HPが公開された。既報の通り、山田智和氏が撮影したビジュアルや、山元氏、宇納氏がスチールを撮影した登場人物紹介ページ、キャストコメントなど、本作への期待が高まる公式HPをぜひご覧いただきたい。コンテンツは今後も更新予定。公式SNSと合わせて要チェックだ。

格差も壁も乗り越え自分らしく生きるヒューマンラブストーリー『階段下のゴッホ』は9月20日(火)深夜24時58分から放送スタート。

■コメント
<朝井大智>
源洋二を演じるにあたって特に意識していたのは、大人の優しさを表現できたらと思っていました。僕自身はよく子どもっぽいと言われるので、素が出ないように気をつけながらも、洋二にも少し天然な子どもっぽい所があるので、そこは素で演じさせていただいています。
多くの方は子どもの頃に抱いた夢が少なからずあると思います。ただ様々な理由により、実現や夢を追うことを諦めてしまっている人も多い中、この作品の登場人物は色んな環境と戦いながら自分の夢や信念に向かって進んでいく姿が心に響くと思います。
今を必死に生きている都や真太郎たちがどう変わり成長していくのかを注目して観ていただきたいです。

<田辺桃子>
私が演じた夏目きいろというキャラクターは、自分の「すき」な人・ものを心から大切にしていて、ものづくりへの強烈なパッションや、思ったことをそのまま言葉にできる素直さを持っています。そのまま過ぎて人付き合いがちょっとポンコツだったり、都たちをガンガン振り回すというような奇想天外さもクスッと笑えて愛くるしいです。・・・とは言いつつ自分と結構似ている部分があるので、こう書くと少し恥ずかしいのですが(笑)。なのであまり構えずそのままで、きいろだったらこっちだな、と思い切り自由に演じさせていただいています。
「美術」と聞くと少し堅苦しく感じる方もいるかと思いますが、この作品はそのイメージがちょっと変わるのではないかと思います。少なくとも私はそうでした。美術品だけでなく作品を通して色味や“個性の色”が煌めきあっています。年齢は関係ない! 都やきいろたちの青春を是非楽しんでもらえたらうれしいです。

<石川瑠華>
私の演じるハナのイメージを小牧監督に聞いたとき「人とすぐに仲良くなれてしまう人、人の懐に入るのが上手い人」と仰っていて、「今の自分と真逆だ・・・」と思い、役に飛び込むようにハナに変わろうとしました。ハナの好きな芸術家の方々を決めてくださっていたので、その方々の作品や生き方、言葉などを頼りに役作りをしました。
私自身、美術のことをあまり深く知らなかったのですが、この作品を通じて出口のない迷路のような美術の世界を体験し、夢中になりました。美術の世界に興味を持つきっかけとなればいいなと思うと同時に、“自分らしくいること”に対して何か心に届くものがあればうれしいです。是非、ご覧ください!

<高橋侃>
最初に、カメラ外での草介とハナとの3人の雰囲気作りを大切にしようと思いました。栗林って空気が読めるというか、読めてしまうのがどこか自分の足枷になって、それでもってその立ち回りをすんなりできる人と理解できた瞬間がありました。立ち位置を意識しながら、けれどあくまで僕として、たくさん草介やハナとコミュニケーションを取るようにしました。僕らの雰囲気が出来上がっていないと、都や真太郎との関係性が成立しない、2人が上手く僕らの中に入ってこられないと思ったからです。カメラの前で演じるというよりは、カメラ外で起きているそのままの雰囲気が画面から伝わるとうれしいなと思っています。
美術の世界の中の嫉妬や葛藤やもどかしさ、厳しさ、そして一つの白いキャンバスに自分の好きな描き方で好きな鉛筆の硬さでデザインを投影していく楽しさ、奥深さをこのドラマを通して教えていただきました。是非ご覧ください。

<秋谷郁甫>
僕が演じた早川草介という役は、なんでもわりと平均的にはこなせるが、「自分の表現とは何か」を常に模索している少年です。胃腸が弱く引っ込み思案という設定でしたので、まずは胃腸が弱い時には人間はどうなるかなど、色々な役へのアプローチを自分なりに考え撮影に挑ませていただきました。また、僕自身も役者として常日頃「自分なりの表現とは何か」と葛藤していることもあり、草介の気持ちに寄り添いながら演じることができていると思います。
本作は個性的なキャラクターたちが集まり、「美術」というテーマの中で自分らしく自分の色で物語が進んでいきます。草介が彼なりに悩み、選択し、どのように成長していくのか、ぜひ注目して観ていただきたいです!

<田中隆三>
私自身、ゴッホの絵が好きです。星月夜なんて、たまりません。ゴッホが生前、生活苦だったことは有名ですが、それでも好きな絵を描き続けたのです。作者によらず絵の持つ魅力は、色んな感動を与えてくれます。そんな題材を扱ったこのドラマは希少だと思いました。
「好きな事と生きていく(働く)事を二刀流で考えても良いじゃないか?」と思う主人公と取り巻く若者をいつの間にか応援したくなっている喫茶店のマスター、それをありのまま演じている私がいました(笑)。

<美波>
私は元々絵を描くのが好きで、美術や表現に対する情熱を題材にしたこの作品に参加できることがうれしかったです。私が演じた明世は独特な世界観と鋭い洞察力をもっていて、時には厳しく、生徒たちをより良い将来へ導いていく予備校の教師です。決して甘い道を歩んでいない、人生経験が豊富な女性画家をイメージして演じています。
『階段下のゴッホ』は、夢を諦めきれない方、まだ見ぬ夢を見つけたい方におすすめのドラマです。

<利重剛>
好きなものを好きと素直に言える世界であってほしい。制作・演出チームの想いが柔らかく優しく詰まっている作品ですね。いただいた台詞もどれもこれも腑に落ちる言葉ばかりで、声に出すのが心地よかったです。みなさんの背中をそっと勇気づける作品になったらいいな。

<演出・プロデューサー 小牧桜>
美術の世界を舞台にしたドラマらしい、本当に個性豊かな出演者が揃ってくださいました。誰しもが骨太な自分を持っていて、常にその魅力を最大限に表現しようと、盛んにアイデアを出し合ってくださいます。現場に入ってみて初めて気づく発見を芝居に生かす柔軟性。どうしたらより良い形になれるかのセッションを楽しんでくれるカッコよさ。男女、年齢、転がる垣根をひょいと飛び越えて、笑顔が素敵な皆さんが『階段下のゴッホ』の世界を彩る様を、是非ご覧いただきたいです。

■あらすじ
大手化粧品メーカーに勤め、人望が厚く働き盛りの30歳、年収1000万円超えの“高収入女子”である主人公の鏑木都(SUMIRE)は、とある絵画との出会いから画家になるという夢を叶えるべく、働きながら東京藝術大学を目指すことに。“仕事と夢の両立”という無謀な挑戦に意を決した都が入学した美術予備校で出会ったのは“ザ・才能の塊”である6歳下の平真太郎(神尾楓珠)。圧倒的な“才能”格差があり、次元が違いすぎる世界で生きる彼の作品に驚愕する都だが、彼はなんと藝大を目指し六浪中、さらに性格も苛烈で・・・!?
果たして、人は本当に“好き”や“情熱”だけで数々の格差を越え、夢や愛を掴めるのか?
自分らしく生きるために邁進し、強く逞しく夢にも仕事にも向き合い進んでいく都を通して、生きやすいようで生きにくい令和の時代を闊歩する女性たちにエールを送る本作。『階段下のゴッホ』は、自分のやりたいことや信じたこと、夢を諦めない現代人に送るドラマである!

■番組概要
[タイトル]ドラマストリーム『階段下のゴッホ』
[放送・配信日時]
9月20日(火)地上波放送スタート 毎週火曜深夜24:58~25:28
毎週1週間先行有料配信:「Paravi」「U-NEXT」にて9月13日(火)正午配信予定
(9月20日(火)の地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」「GYAO!」「Yahoo!」にて無料1週間見逃し配信)

[公式HP]https://www.tbs.co.jp/kaidanshita_no_gogh_tbs/
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(C)「階段下のゴッホ」製作委員会

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