上白石萌音、橋本環奈とのWキャスト「全然捉え方が違った」

8月28日放送の「日曜日の初耳学」(MBS・TBS系)では、林修さんがさまざまなゲストと対談する人気企画「インタビュアー林修」の未公開編を放送。上白石萌音さんが舞台「千と千尋の神隠し」について語り話題を集めました。

(画像:時事通信フォト)

■上白石萌音、橋本環奈とのWキャスト「全然捉え方が違った」

上白石さんは今年上演された舞台「千と千尋の神隠し」で、橋本環奈さんとWキャストで主人公・千尋役を演じました。

今回の番組で林さんが「Wキャストってどうなんですか?」と尋ねると、上白石さんは「すごい面白いです!」とコメント。

林さんの「どういう点が?」という質問に、上白石さんは「環奈ちゃんがやってるところを私は見れるので、ちょっと客観視できたりとかちょっと考える時間があったりするんですよ。あと同じ台詞でも、私と環奈ちゃんで全然捉え方が違ったりとか、すごく勉強になります。面白いです やってて」と応えます。

■Wキャストは日本でしか成り立たない?上白石萌音「演出のジョン・ケアードは…」

この話を聞いた林さんは「Wキャストならではの妙味ってあるんですね」と伝えると、上白石さんは「でも日本だけなんですってWキャストやってるのって。演出のジョン・ケアードは『外国だとバッチバチで成り立たない』って『日本人は協調性があるからお互い協力してやる。日本でしか成り立たない文化』だって仰ってました」とWキャストに関する裏話を明かしました。

ここで、劇中のキーキャラクター・湯婆婆について、林さんは「元々千尋に似てるってのもあって、それもあってのキャスティングだと思うんですけど…。じゃあそういう観点でいうと黒柳徹子さんが出てらっしゃるんですか?」と話すと、上白石さんは思わず大笑い。

それでも、上白石さんは「湯婆婆は映画のお声は夏木マリさんですけど、舞台でも夏木さんが…朴璐美さんとWキャストでご本人が演じられてます」と林さんにキャスティングを説明します。

■上白石萌音、祖母の金言を明かす

地元鹿児島の家族の話になり、林さんが「ご両親の教えで1番何か今でも残ってるっていう事は ありますかね?」と尋ねると、上白石さんは「父が一貫してずっと言うのは『学び続けろ』っていう事ですね。『学びを止めるな』っていうのは口癖のように言ってます」とコメント。

また、上白石さんは「祖母が朝起きて1番最初に書く字が1番綺麗よって言ったのが忘れられないです。煮詰まった状態でやり続けてもダメって事なのかなって。その時は1回離れなさいっていう1回寝なさいみたいな」と祖母の金言を明かしました。

今回の放送について、ネット上では「外国ではバチバチでWキャストが成り立たない日本だって基本は同じでしょ、萌音さんも負けん気は強いけど、協調性の方がより勝るのよね」「(Wキャストは)すごく勉強になると言う。萌音ちゃんの全てをプラスに変えていく力強さと物事の視点はホント素晴らしい」「上白石萌音がダブルキャストの台本で橋本環奈とセリフの解釈が違ったという話をテレビでしていて興味深い」などのコメントが上がっています。

Wキャストは協調性の高い日本でしか成り立たない文化ということに、興味を示した人は多かったようですね。

【番組情報】
日曜日の初耳学
https://tver.jp/episodes/ep9leh14zl

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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