大雨による浸水被害を防ぐために、雨水を一時的にためる施設が広島・三次市に完成し、記念の式典が開かれました。
【写真を見る】浸水被害を防ぐ 雨水貯留施設「キリリパーク」 広島・三次市に完成 平時はバスケットボール練習場
三次市の「五龍川貯留施設」は、西日本豪雨で浸水した地域の被害解消を目的に、去年3月から工事が始まり、先月末に完成しました。
大雨の際には、およそ7600立方メートルの雨水を一時的にためておくことができます。
総工費は6億7000万円で、災害時以外にはバスケットボールの練習場としても活用できます。施設の愛称は一般公募によって「キリリパーク」に決定しました。
三次市 福岡 誠志 市長
「流域治水に取り組んでいこう、防災減災に取り組んでいこうという中での1つの施設がこのキリリパーク」
記念の式典では、広島ドラゴンフライズからバスケットゴールが寄贈されました。
このあと、地元のスポーツ少年団を招いてバスケット教室が開かれ、ドラゴンフライズの選手やコーチが、子どもたちに指導しました。