梶原善、堀井新太、小池里奈が「石子と羽男」がゲスト出演。キーパーソン役の田中哲司も再び登場

梶原善、堀井新太、小池里奈が、TBS系連続ドラマ「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」(金曜午後10:00)の9月2日放送・第8話にゲスト出演。また、第7話に登場した田中哲司も再登場する。

有村架純と中村倫也がダブル主演を務める本作は、問題を抱えてマチベン(町の弁護士)のもとにやって来る人々の人生や社会にひそむ問題、またそれに関わる人間模様を描くリーガル・エンターテインメント。4回司法試験に落ちた崖っぷちで東大卒のパラリーガルの“石子”こと石田硝子(有村)と、司法試験予備試験と司法試験に1回で合格した高卒弁護士の“羽男”こと羽根岡佳男(中村)という、正反対のようでどこか似た者同士の“石羽コンビ”が、さまざまなトラブルに挑む中で、自らのコンプレックスに向き合い、成長していく姿をオリジナル脚本でコミカルに映し出す。

梶原が演じるのは、今回の依頼者で創作料理店「INSIDE」の店主・香山信彦。香山は45歳で勤めていた会社を辞め、夢だった自分の店を構えたが、金儲けは二の次。“隠れ家”をうたって常連を大事にしていたが、グルメサイトに載ったレビューの影響で新規客が増えてしまい、サイト運営会社を訴えたいと「潮法律事務所」にやって来て、石羽コンビに相談する。

そんな香山の息子・香山洋役を堀井、妻・香山蘭役を小池が務める。洋は父親に似て少し頑固なところがあり、あることで信彦と衝突して以来、疎遠になっている人物。蘭は夫と義父が仲たがいしていることに心を痛めており、現在妊娠7カ月だが、義父にそのことを伝えられないもどかしさを感じている。

さらに、田中演じる、役どころが明かされていない御子神慶が再び登場。第7話では、将来を嘱望する若者を集めてパーティーを開いており、果たして御子神の狙いは何なのか? 物語の終盤にかけてのキーパーソンとなる御子神は、石羽コンビや大庭蒼生(赤楚衛二)とどのように関わっていくのか気になるところだ。

田中は「『石子と羽男』は日常のささいなことが重要なポイントになっていて面白いですし、市井の人々に焦点を当てているのがいいですね。弱い人たちの味方というか、身近な問題を地道に解決していくのが魅力的ですし、素晴らしいと思います。僕の役どころはひょうひょうとしていて、余裕というか服装もラフで親近感があります。今まで演じたことがないところにひかれました」と物語の魅力と役柄について語り、「途中からの参加ですが、有村さんと中村さんは以前ご一緒したことがあるので、安心して飛び込んでいけました。そして“歌うたい”ではないさだまさしさんとご一緒できたのが、何かプレゼントをもらったような気持ちで本当にうれしかったです」と感想を伝える。

梶原は「このお話をいただいた時、突然のオファーだったので驚きました。台本を読んで、僕が演じた香山が抱えている問題をあのような形で終結するところが大変気に入りましたが、すみませんここでは言えませんね。第8話、お楽しみください」と期待が高まるコメント。

「僕が初めてドラマに出演させていただいた時のプロデューサーが新井(順子)さんだったので、お話をいただいた時『ぜひやらせてください!』という気持ちが強かったです」という堀井は、「香山洋は家族との距離感がとても大事な要素になると思ったので、会話している時の立ち位置の距離感や、目線などを意識して演じました。有村さんと中村さんとのシーンは身を委ねて、演じさせていただきました。石子と羽男の絶妙なコンビ感に、初日は見ほれてしまいました」と現場での様子を明かす。

そして、「今起きている身近な問題にすごく注目している作品だと思います。今回の内容も最近ニュースになっていました。『ドラマって時代のニーズに合わせて日々進化しているなぁ』と感じながらお芝居させていただきました。前置きが長くなりましたが、ある一家の家族愛に注目してほしいなと思います。家族っていいなと思ってもらえたらうれしいです」とアピールする。

小池は「お話をいただいた時は、有村さんと中村さんの掛け合いが好きで見ていたドラマだったので、素直にうれしかったです」と出演を喜び、「口コミ投稿の問題は近年実際に問題になっていて、他人事ではないお話だなと思います。とってもハートウォーミングなお話なので、“みんなに仲良くなってほしい、良くなってほしい”と陰ながら強く願い、支えたいという気持ちを大切に演じました。また今回は妊婦役ということで、常におなかに気を使って撮影していました。有村さんも中村さんもとっても気さくで温かい雰囲気で迎え入れてくださって心強かったです」と撮影を振り返る。加えて「不器用な家族がお二人のサポートを得てどう変わるのか…ぜひ見守っていただきたいです」と呼び掛けている。

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