9月1日より劇場公開される、さかなクンの半生をのん主演で描く映画「さかなのこ」から、港で地元のヤンキーたちがコミカルでどこか平和な雰囲気が漂うケンカをはじめるシーンの、本編映像が公開された。
総長（磯村勇斗）が率いるツッパリ集団やミー坊（のん）を挑発するため、ミー坊がシメたばかりのお魚の頭を、革靴のかかとで思い切り踏みつぶす他校の不良・カミソリ籾(もみ)（岡山天音）。怒り心頭のミー坊は、「お魚さんがかわいそうだと思わないの！？君には心がないの！？」と詰め寄ると、総長も「こんなの死への冒涜（ぼうとく）だ！」と続く。さらに、「おまえらが殺したくせに」「殺したんじゃない、シメたんだよ！」と言い合いになり、ヒートアップしたミー坊は「お魚さんへ謝れ！土下座しろ不細工！！」と叫ぶ。
あわせてヤンキーたちが登場するシーンのメイキング映像も公開された。磯村率いる“総長チーム”と岡山率いる“カミソリ籾チーム”がカチンコ片手にカメラ前に集結する、仲むつまじい姿などが収められている。
「さかなのこ」は、さかなクンの自叙伝「さかなクンの一魚一会 ～まいにち夢中な人生！～」を原作とした作品。寝ても覚めてもお魚のことばかりのミー坊が、思いがけない出会いや再会の中で、たくさんの人に愛されながら、自分だけが進むことのできる道へとまっすぐに飛び込んで行く姿を描く。のんがミー坊を演じるほか、柳楽優弥、夏帆、磯村勇斗、岡山天音、三宅弘城、井川遥らが出演している。監督を務めるのは、「南極料理人」「横道世之介」「子供はわかってあげない」などの沖田修一。前田司郎が脚本を担当し、沖田監督と「横道世之介」以来のタッグを組んでいる。
【作品情報】
さかなのこ
2022年9月1日(木)よりTOHOシネマズ 日比谷 ほかにて全国ロードショー
配給：東京テアトル
（C）2022「さかなのこ」製作委員会
