こんにちは、キャンプ系YouTuberのFUKUです。2022年夏から100円ショップ各社のキャンプ用品売り場も相変わらずアツいことになっています!今回はダイソー・セリア・キャンドゥの3店舗で色々購入してきたので一気にご紹介したいと思います。
センス抜群!セリアの100均キャンプギア4選
まずはセリアからいってみましょう!
セリア キャンプギア【1】アウトドアデザインマッチ4個入り
まずご紹介するのはアウトドア柄のマッチです。
さすがのセリアさんですよね。相変わらずセンスがいいなと思います。
まずはナチュラルな木目調のデザイン。
描かれているのはオイルランタンとワンポールテント、焚き火台そしてスキレット。
開けてみると普通のマッチです。マッチ自体は特筆すべき事はありません。
紙の箱がオシャレになるだけでなぜこんなにもテンションが違ってくるのか。
これは思わずキャンプに持っていきたくなるようなデザインの箱ですよね。
もう一つは背景の色は星空をイメージしてるんでしょうか。
真ん中に焚き火があってこちらは主に食材とグリルと調味料。これもいいじゃないですか。
中身は同じ数のマッチです。
デザインがおしゃれになるとその分割高になりそうなものですが、4箱入って110円なら消耗品として使い続けてもいいんじゃないかというお値段に思います。
道具箱なんかに入れておいてもいい感じです。
このような細かいものに対してもセンス良く企画ができるというのは、やはりセリアさんの強みじゃないかと思います。
セリア キャンプギア【2】木製カラビナ
二品目もセンス抜群です。こちら7×4cmサイズの木製カラビナです。
こちらは木目調ではなく、天然木を使ったカラビナです。これが110円ですか。
木製アイテムですがエコー金属ですね。
材質は天然木でケヤキまたはベニカリンということで、これがケヤキなんでしょうね。
ニスが塗ってあるのかなと思ったのですが、カリンはもともと赤褐色の色合いを持つ木材ということなのでこれが本来の色なのかも知れません。
そうだとするととても綺麗な色です。
ナチュラルな風合いもいいですね。
木材でこんなに細めだと耐久性は大丈夫かなと思いますが、耐荷重の目安は書いておらず、主な用途はアクセサリー用かなと思います。
少し力を入れてみるとそんなに強くはないかもしれないので、あまり重たいのを支えるのはやめておいたほうがよさそうです。
ただ、普通にオイルランタン程度ならいけそうです。
ブロンズランタンはカリンの方が合いそうでしょうか。
よくあるアルミ製のカラビナに比べるととても良い雰囲気に見えます
ビビッドなカラーリングにナチュラルテイストなカラビナもいいんじゃないでしょうか。
他にもパラコードなんかと合わせてものを引っ掛けたりするにはとっても雰囲気の良いカラビナだと思いました。
セリア キャンプギア【3】テント用ファスナーバー蓄光タイプ
続いてテント用ファスナーバー蓄光タイプのご紹介です。
昨年からセリアからこのファスナーバーは出ておりました。
金属タイプでかっこいいのですが、この蓄光タイプは夜暗い時に助かりますよね。
長さは17cmということでファスナーサポートとしてはこれだけ長ければ十分持ちやすいです。
電気を消してみましょう。
バッチリ光っております。
これは夜起きて扉を開けなければいけない時にいいと思います。
1本110円で買えるのは100円ショップならではだと思いますね。
セリア キャンプギア【4】車用荷物固定ベルト
続いてはカー用品ですが、車用荷物固定ベルト2本入りです。
車のトランクルームでバラバラになったりガチャガチャしそうなものをしっかりまとめてシートの裏に固定できる便利そうなベルトです。
しかも2本入り。
裏全体が面ファスナーになっているのでこのままベタッと貼り付けて、もう一個ゴムバンドが付いています。
これでどのくらい支えられるものなのか実際に車のシートの裏に貼ってみたいと思います。
トランクルームのシートの裏にこのバンドを貼ります。
しっかり貼り付きますね。
軽く引っ張るくらいならベルト全体が張り付いているのですぐに外れるという事はなさそうです。
さすがに重たいものでグイーンと引っ張られると取れてしまうと思いますが、結構堪えたなという印象です。
例えばアルミポールを差し込みます。
このくらい軽いものなら大丈夫ですが、少しゆるゆるなのでもっといっぱい入れたほうがよさそうです。
外れるということはよほどないと思います。
もっと重たい、高さ60センチの大型スクリーンがずしっとしているので差し込んでみます。
これは厳しい。おそらく走っていると振動で外れると思います。
必要に応じて数を増していけばそれだけ強度は上がると思いますので、今のところこの2個だといけそうだけど心配なら増やしたりするとトランクルームの壁面がギア固定スペースのようになるのではないでしょうか。
あまり重たいものや落下すると壊れてしまいそうなものはやめた方がいいですが、とても面白いアイディアの商品だと思いました。
どんどん進化!ダイソーのキャンプギア6選
次はダイソーです。ここでも面白いものがいっぱい出ていましたので順にご紹介していきましょう。
ダイソー キャンプギア【1】ブラックメスティンミニタイプ
少し前からもう発売されていましたが、ようやく購入しました。
●本体:アルミ製
●持ち手:ステンレス、シリコーンゴム
●表面加工:フッ素樹脂加工
フッ素加工メスティン自体は今やそこまで珍しいものではありませんが、100円ショップでこのお値段で一合炊きのミニサイズが出たというところが嬉しいですよね。
実際に手に持ってみるとかっこいい。
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ミニメスティンは見た目の可愛いさが売りだと思っていましたが、黒くなると一気にかっこよく見えるものですね。
今まで他のメーカーのものでフッ素加工メスティンというのは色々試してきたので、メリットとデメリットがあることはわかります。
やはり最大のメリットは食材がくっつきにくくて汚れが落としやすいというところではないでしょうか。そのため、蓋も簡易的なフライパンにできます。
その反面、空焚きしすぎるとコーティングが傷んでしまうというデメリットもあるため、アルマイト加工だけのメスティンと比べると少し気をつかうところがあります。
私個人的には普通のメスティンに蓋がブラックメスティンという形が良いんじゃないかなって思います。
メスティン本体はあまり気を使わずにガンガン使い、少し焼きたい時にフタが簡易的なフライパンになるというのはいいんじゃないかなと思います。
もちろん全面フッ素加工になっていればそれはそれでお手入れしやすくていいかな。
蓋で簡単に目玉焼きを焼いてみましょう。
ごく弱火にしてスパイスかけます。
これ餃子なども3つ4つくらい焼けそうです。
いい感じじゃないでしょうか。少しひっつきましたけど十分使えると思います。
ダイソー キャンプギア【2】アウトドア用ミニまな板
アウトドア用ミニまな板。プラ製で薄型のタイプが出ました。
汚れても洗いやすそう。お手入れしやすいタイプでミニメスティンに入るタイプというのは素敵ですよね。
厚さは3mmです。木製のまな板に比べるとかなり薄いですよね。
より実用的なまな板という感じです。
水切りが付いてるのでパスタなどを茹でた時には湯切りができるという面白い工夫もされています。
ミニメスティンが初めて発売されたのが2020年の6月頃だったと思いますが、あれから2年経った今ではフッ素加工タイプも売っていて、周辺グッズも薄型で実用的なプラ製のまな板まで出たということで本当に進化が止まりません。
これは通常サイズのメスティンと組み合わせて持って行くとかなり充実したセットになるんじゃないかなと思いました。
ダイソー キャンプギア【3】帆布ティッシュケースカラビナ付き220円
帆布ティッシュケースカラビナ付き220円。
化学繊維と一緒にコットンが41%含まれているので、よくある100円ショップのケース類と比べても風合いがいいんですよね。
しかも太めのファスナーで開きやすく、ダブルファスナーになっている。
まず普通の箱ティッシュを入れてみましょう。
これは当然入るだろうと思います。
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余裕ですね。もう少し背が高いものでもいけそうです。
ダブルファスナーになっているので使うときはファスナーを開ける。いいじゃないですか。
キッチンペーパーなども当然入ると思いますから同じように使えますよね。
もう少しいっぱい入ってるタイプも行けます。
30枚増量エクストラアップも少々きつめですが、このまま使えます。
単体のティッシュケースで最もコスパがいいのではないでしょうか。
もしかしたら110円のものがあるかもしれませんが、
①まずこのコットンが含まれている生地の風合いがいい
②ダブルファスナーも使い勝手等がよさそう
③カラビナもついている。
これで220円はやはりコストパフォーマンスは最強クラスじゃないかと思います。
あとはカラビナを先程のセリアの木製カラビナに変更すると、さらにカッコよくなりました。
もはや100円ショップのアイテムには全然見えなくなりましたね。
330円でこれができます。
また細長いのでペグケースにしたいなと思われる方もいるかもしれませんが、横幅は24cmくらいです。
ただ布で袋状で伸びるため、実際にはもう少々長い物が入りそうです。
スノーピークのソリッドステーク30は一応入るものの突っ張ってしまいます。
ケースとして補強されているようなものでもなく、突き抜けてくるような気がするので30cmペグは入らないことはないけどギリギリとなります。
25cmぐらいのペグだとこれでもギリギリをちょっと超えているので、使えなくはないという感じですね。
コンパクトなペグやハンマーだったら使えると思うし、あとはナイフとか火吹き棒とかこの形に合いそうなギアケースとしても使えそうな感じがしますね。
ダイソー キャンプギア【4】帆布ポケットティッシュケースカラビナ付き110円
【ダイソーギア③】でご紹介したティッシュケースのポケットティッシュケースです。
110円の方はシングルファスナーですね。
こちらもいいサイズだと思います。
ポケットティッシュ用ということなので、ポケットティッシュは余裕で入ります。
もう少し大きいウィットティッシュもピッタリ入りました。
このサイズのウェットティッシュケースにちょうどいいんじゃないでしょうか。
流石にこれ以上のサイズは入りません。
先程のセリアの木製カラビナは110円の方はループが小さくて入りませんでした。
ダイソー キャンプギア【5】真空二層ステンレスジョッキ770円
続いて、ステンレスジョッキです。
容量440ml ということで350ml缶のビールを入れて飲んだりするのにいいんじゃないでしょうか。
製造元は武田コーポレーション。説明書が入っています。
腐食錆の原因になったりするのでこのようなものは入れないで下さい、と水やビールはOKですね。
この形ビールジョッキなので、ビールに使ったらいいんじゃないかなと思います。
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真空タイプで770円というのはお得感があるように思います。
重さは243g です。
アウトドアはもちろん、普段使いするのにも良さそうですが実際どのくらいの保冷力があるのか。
蓋が付いてるわけでもありませんから、これは後ほど別の商品と一緒に試してみたいと思います。
ダイソー キャンプギア【6】保冷剤ポケット付きミニ扇風機 550円
続いて、保冷剤ポケットがついているミニ扇風機。お値段税込み550円。
保冷剤が入れられるUSB式のミニ扇風機ということで、どのくらい涼しいんだろうっていうのとともに保冷剤の効果が気になるところです。
デザインはあっさりとしています。
気になるのは実用面ですからUSBをつないでみます。
スイッチが一つだけ。こちらを押してみると動きました。
うーん優しい風ですね。もう一回押すと中、さらにもう1回押すと強風です。
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正直そこまで風が強い印象はありませんが、こんなもんかなって感じですね。
電源はUSBなのでモバイルバッテリーがあれば外で使うこともできますし、手持ち式のミニ扇風機に比べると置いた時の安定感もあるのでいいかなと思います。
去年ご紹介した雑誌の付録についていたミニ扇風機。これが弱風で結構ありますね。
圧倒的に雑誌の付録の方が風が強いので、風力自体はそこまで期待しない方がいいかもしれません。
ただ保冷剤ポケットが付いていますので、これで一気に形勢逆転するんじゃないかなと思っています。
保冷剤ポケットの幅が約10.3cm高さも11cmちょっとまでのものしか入りません。
どれほどの効果があるのか冷房の風が来ない場所でやってみましょう。
はいファンを回して風を当てると26.2℃です。
冷却能力がないので風を当てていない状態でも変わりませんね。
次にダイソーの扇風機の風を強で当てていますが、もちろん温度に変化はありません。
では保冷剤を投入してみましょう。
1分経ちましたが温度はほとんど変わっていません。
もはやオーバーサイズの保冷材を追加するしかありません。
下がってますね、間違いないと思います。
温度計を持ってる筆者の手もわずかですが、冷たい風が当たっている感じがするようになりました。
能力としては0.5℃から1℃弱くらいの温度を下げることができるようです。
30分経ったんですけどもうかなり溶けてますね。
室内の26度でこの状態ですから炎天下で使ったら氷が効いている時間は本当にわずかだと思われます。
これを触ってみてわかったことは、少しでも冷たさを感じたかったら、ここに入るありったけの保冷剤を入れましょうということですね。
あとは汗をかいたりまたはわざと濡らして風を当てると、気化熱を奪う効果の方が大きいと思います。
少しでも冷たい風が出るのがいいのかなとも思いつつ、あまり過剰な期待はしない方がいいかもしれません。
高価格帯で勝負!キャンドゥのキャンプギア2選
ここからはキャンドゥの製品をご紹介します。
キャンドゥ キャンプギア【1】ステンレス製クッカーセット1,320円
ステンレス製のクッカーセットお値段税込み1320円ということで、キャンドゥさん最近高価格帯で攻めてきてますね。
100円ショットが公開価格帯商品を作るということにはいろいろ賛否意見があるんですが、ただ実際のところメリットもあると思います。
それは一度にたくさん発注できるスケールメリットが生かせるということと、アウトドアショップなどのお店におろさなくても自社の販売網も持っているということで他のメーカーより安く作れるという土台があるんです。
なのでこれは最近の100円ショップに出てきた新しい流れの一つじゃないかと思います。
ケースは付いてるけど不織布ですか。
アウトドアメーカーのもので言うとステンレス食器3点セットとかが1000円ちょっとぐらいで売ってるイメージなので1320円でこれだけ入ってればお得感はあると思うんですね。
クッカー大のサイズが14cm 容量860ml。
クッカー小が12cmで容量600ml。
ステンレスのお皿が2枚。クッカー小の蓋、そしてクッカー大の蓋がフライパンにもなるという。結構入ってコンパクトサイズなんですね。
2人くらいで気軽にキャンプを始めてみたいっていう用途には事足りるんじゃないかなと思います。
クッカー2つにフライパンがあってお皿もあってマグ2つ。全然いけると思います。
だから実用面と安さを重視で2人分の食器を兼ねたクッカーセットが欲しいというなら、これはいいんじゃないかなと思います。
ただ面白さでいうとそれぞれ揃えた方が同じ100円ショップのものでも楽しいかなぁと思ったりもします。
逆にそういうのがちょっと面倒というパターンもあると思います。
そういう人にはこのセットを買っとけばとりあえずキャンプ行ってクッカーと食器に困ることはないと思うので、中身とお値段がわかりやすくてこれはこれで選択肢としてはあっていいんじゃないかなと思いました。
ただもしかしたらジェネリック型のブランドで似たようなものを当ててるかもしれないですね。
今後もキャンドゥの高価格帯路線はどんなものが出てくるのか引き続き注目していきたいとおもいます
キャンドゥ キャンプギア【2】蓋付きマグカップ
キャンドゥギア二つ目は蓋付きマグカップです。
材質はポリプロピレン製で耐熱温度は70℃、耐冷温度マイナス20℃までとなっています。
沸騰させたような熱いお湯は入れられませんが、冷たい飲み物には適していそうです。
蓋があるというのはシンプルにアウトドアでは役立ちそうですよね。
そして中はステンレスになっているので洗ったりお手入れもしやすそう。外側は樹脂製になっているので冷たさや熱さも伝わりにくそうな感じがします。
せっかくなので先程のダイソーの真空ジョッキの保冷力を確かめるとともに、この蓋付きマグも一緒に検証してみたいと思います。
冷たい水を600ml 用意しました。
水温は冷たいといっても16度ですね。
これを真空ジョッキに200ml、蓋付マグに200ml あと200mlはこのまま常温で置いておいて、1時間後に温度を計測します。
1時間とちょっと過ぎました。室温は25度です。
16度のお水を入れたこれらは1時間経ってどうなってるのか。
まずは常温のお水は22.1℃ですね。ほとんど常温に近くなっています。
真空ジョッキは蓋がない状態ですが、17.6℃。
1.6度しか上昇してないですね。さすがです。
蓋付きのマグは保冷力を謳っているわけではありませんが、外側が樹脂になってフタも付いているので少しは冷えているといいんですが21.8℃。
常温で置いておいたものとほとんど変わらないですね
蓋が付いて埃が入りにくいとか中の温度が伝わりにくい程度の効果はあるかもしれません 。
2022年夏の100均キャンプギアに大注目!
いかがだったでしょうか。
2022年夏の100均キャンプギアも各社が熱いことになっておりました。
セリアのデザインセンスも、ダイソーのバラエティー豊かな企画力も、キャンドゥの高価格帯戦略も今後もどのように進化していくのか注目していきたいと思います。
というわけで今回も皆様のキャンプ道具選びの何かの参考になれば幸いです。
ありがとうございました。