【詳報】宮城県で1135人が感染 うち仙台市552人 登米市の高齢者施設でクラスター 患者3人死亡

宮城県内で29日、新たに1135人の新型コロナウイルス感染者が確認されました。

感染が確認されたのは、仙台市552人、大崎市101人、石巻市71人、多賀城市55人、栗原市46人、気仙沼市・富谷市各28人、塩釜市27人、名取市25人、登米市21人、東松島市19人、白石市・利府町各14人、岩沼市・角田市各13人、七ヶ浜町・加美町各12人、柴田町・亘理町各11人、大和町10人、村田町・涌谷町・美里町・南三陸町各7人、大河原町6人、松島町・女川町・川崎町各3人、山元町・色麻町・大衡村各2人、大郷町・蔵王町・丸森町各1人です。

29日の感染者のうち63人は、検査を行わず医師の判断で陽性とされた、みなし陽性です。

年代別では、10歳未満159人、10代141人、20代176人、30代166人、40代191人、50代118人、60代66人、70代・80代各44人、90代30人です。

宮城県の月曜日の感染者は、7月4日100人、11日186人、18日598人、25日1855人、8月1日1332人、8日1500人、15日1514人、22日1728人、29日1135人と推移しています。

登米市の高齢者施設で7人が感染し、クラスターが発生しました。

また、仙台市で40代の男性患者、仙台市以外で70代の男性患者2人が亡くなり、宮城県で亡くなった人は298人となりました。

宮城県のまとめによりますと、29日午後1時時点で療養者2万8404人、内訳は入院が過去最多578人、宿泊療養1467人、自宅療養2万2343人、入院・療養先の準備中・調整中4016人です。

確保病床の使用率は、宮城県全体で58.6%(338/577床)、重症病床は18.2%(10/55床)、仙台医療圏に限ると55.6%(220/396床)、重症病床は12.5%(5/40床)です。

宮城県が発表している27日現在のPCR検査等の実施状況は、24日4896件(陽性3006)、25日4124件(陽性2748)、26日2884件(陽性2261)、コールセンターへの相談件数は、24日1062件、25日1091件、26日986件となっています。

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