イメージニクス、4K HDMIフレームシンクロナイザー「CRO-URS1」発売。各種4K HDR映像やHDCP規格に対応

イメージニクス株式会社は、4K HDMIフレームシンクロナイザー「CRO-URS1」を2022年9月に発売する。希望小売価格は税込110,000円。

CRO-URS1は、4K HDMI信号入出力のフレームシンクロナイザー。入出力HDMI信号は、HDMI 2.0(1.4)とHDCP 2.2 (1.4)規格に対応し、DVI信号も入出力できる。入力解像度はVGA解像度から4K@60まで全自動で対応し、出力解像度は4K@59.94とフルHD@59.94で、通常は自動で切り替わる。通常の出力カラーはRGB.LIMIT各色8bit。

4K HDR10映像へフル対応する専用動作を設定可能。このとき、入出力解像度共に4K@59.94 YUV422 各色10bit動作となる。同社製のHDMIスイッチャーUSシリーズなどとの組み合わせにより、HDMI信号の切り替え時に疑似シームレス効果で映像を繋ぐことができる。効果はフリーズ型・ブラック型・フェード型・右フリック型・上フリック型・ワイプ型から選択可能。出力HDMI信号は常に安定している。

外部制御からバリアブルズームやマルチ画面対応可能な切り出しズームおよび、上下左右各反転や180°回転も可能。任意アスペクト変換や出力映像のトリミング機能にも対応している。

アナログステレオ音声のデエンベデットおよびエンベデット処理に切り替え方式で対応。入力DVI信号へ音声をエンベデットしHDMI信号として出力することもできる。動作状態を示す2つの2色発光のLED表示と、オンスクリーン表示によるインフォメーション表示が可能。オンスクリーン文字配列は、非表示状態でも外部制御からいつでも読み取り可能となっている。

システム検証等で便利な内蔵テストパターン表示・音声トーン発生機能を搭載。ハガキサイズの小型低消費電力型で、電源はACアダプタより給電する。

主な仕様

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